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駆け引きと 思いひとりで 傷ついた 駆け引きなんて 俺はしないよ
3
静かなる 縁側通る 風を浴び 客人を待つ 山寺の午後
21
愛のため色のためだと着飾って逃げられもせぬ君、白孔雀
6
葉桜の
下
(
もと
)
バス待ちぬ
間
(
ま
)
に ポタリ
腕
(
かひな
)
に落つ 黒き熟せし実
22
悪意やら 邪念渦巻く 人の世は 異種生物に いかが映るや
14
イギリスは吾が誕生月に戦勝を祝うと知れり十八の夏
7
胡座かく 我に飛び乗る 孫たちと 枝豆食す 楽しき夕餉
19
給付付き税額控除の財源は 打ち出の小槌で降って湧くらし
16
涼しげな 切子に注がれ アイスティー 溶ける氷の 音色の心地げ
19
コンコンと頭を叩き耳鳴りが消えて昔のテレビか我は
23
雨近し襖もゆがむ湿気あり 水無月待たず扇風機始動
21
海からの磯の匂いが
南風
(
はえ
)
に乗り 汽水の町に瀰漫する夜
15
B
G
M
A
・
B
に飽き
C
作る 日々にうつろ・う プレイリストの
12
人間は 食べられなくて 死に至る 曖昧なりし 天皇国家
8
日を逐うて光はまさり
正午
(
まひる
)
にはとかげの走る階段のはた
9
ちかちかと
自鳴琴
(
オルゴオル
)
のごとき 音
奏
(
かな
)
で 満天の星
夜風
(
よかぜ
)
冷えゆく
26
幾夏
(
いくなつ
)
の 想いを雲で 覆い
積
(
つ
)
み 見上げる度に 大人になった
16
思い出に 手を振る笑顔 映画館 楽しかったよが 嬉しくて
7
日本の 人権意識 虚ろにて 犯罪行為 醸成したり
10
サングラス後ろにかけて歩くひと過去の光がまぶしいのかな
27
雑炊は無料ですかの 吾の問いに 「はい」へ ?あっ俺も 雑炊セット
14
継ぎ足しのソースカツ丼値上げせずスマホ修理の店を併設
8
全世界 気候変動 歯止めなし 快楽の果て 地獄に落ちる
12
旧友のメールに添えた顔写真分からないのはお互い様か
15
大声で凄んで見せる訴えの猫語訳せば
鰹節
(
かつぶし
)
欲しい
14
はね駒のはねも揃わず小さ子の
騎
(
の
)
る駒なれやばった跋扈す
5
くれなゐの空に鳶舞ひ川はなほ流るるままに浮き世うつせり
7
楽しみがあれば心も軽くなる 夏のイベント足が許せば
19
酣
(
たけなわ
)
の字に酒の甘きあり 醒むる朝の口惜しきかな
16
下
(
くだ
)
り竜常となりては久方の空のあなたに
星の
(
星野仙一
)
涙雨(どうした?ドラゴンズ)
6
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