春よこい あれほど願った祈った日々 迎えて何故か 少しの侘しさ
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主の名は 知らねどワンコの 名は覚え 和やかとなり 朝の公園
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香菓(かくのみ)の 非時(ときじく)に 汝(な)が 古代めく 篳篥の如き 二枚舌かも (非時香菓のようにいつも篳篥のダブルリードのような汝の二枚舌である事よ)
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鹿の糞 散らばる芝に 拾いてし 松ぼっくりを ポケットに持つ /春日野園地
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冴え返る 猿沢池に 映り込む 南円堂の 宝珠乱れて /猿沢インからの眺望
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窓際の 折り紙の鹿に 迎えられ 八畳の間に 荷をほどきけり /猿沢イン
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あの頃の 拙い技術 込めた情熱 わたしに永遠 創作っていいな
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そういえば ザクザク踏んで 歩いてた あの霜柱 どこ行ってん
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宛先を書かず投函届くかな覚悟を決めてポストの前に
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アイコンは可愛いけれど捨てた僕スクショでデフォルトさらば偏見
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そうだよねふざけた奴も必要だよね調子いいでしょそれがわたしよ
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ひとつまたひとつと外れるようなくらしの枷 巣立つ息子を祝う独酌
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掛け違うボタン一つが床に落ち妻の差し出す裁縫セット
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遠近を繰り返してる橋の上空の笑顔に川も喜ぶ
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めくるめくペテンの魔法 紫の願い詰まった華麗な流動
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歯を磨く。鏡を見ながら歯を磨く。私よ、そんな目で見るなよな。
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腕に抱くたんだの2kgこれほどに重きものこそ他やあらむ
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光あれ腕に眠る子我々が導くようで導かれたり
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あさましや靴履いたらば今はまだ にきな足裏じき硬くなり
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毎朝の支度戦と言うなれど 思い馳せるは戦禍の子供
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護らねば夜毎新たに誓ふ音 この静寂にすぴすぴ響く
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干すたびにせきあぐ思ひあはれなり 去年こぞにはなしの風孕むビブ
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歩いてるあのじいさんの頭にはデイの彼女の眩しい笑顔 / 我が未来予想
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マネキンが着ているワンピ気になって値札チラ見で現実戻る
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眠寒く 疲れ漂う 雨の朝 くすぐってくれた ああ猫神様
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凍み渡る雪原ゆきはらけもの足跡あと 辿りてゆけば水辺に着けり
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ちぐはぐな組み合わせだね冬コート 春を先取り白のタイトスカートタイト
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平穏な生活に花 添へるよに 歌を詠む日々 心潤ふ
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おなかふたつおさまる毛布の中で向かいあうふたり すき? だいすき
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名前には興味は無いが五感にて花鳥風月山紫水明
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