星が降り ミラーボールに なる地球 白夜のほとりで 柚子色の指切り
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ご機嫌が ほしいわたしは 不機嫌で いつもはっきり させないままで
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手を繋ぎ 遠い渚を 歩いてる 視線逸らせば 瓜二つの君
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冷房が季節を変えた窓の外 暑さと湿度に驚くからだ
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闇深し鎮守の森にホッホーの調べ涼しき青葉木菟かな
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もわもわと蒸しては温い湿気みなピカリと消せる激雷を待つ
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すぐそこに悲劇はいつも待っている「トイレ汚い掃除して」と猫
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雑貨屋の閉店セール色あせや埃が店の歴史感じる
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「わんぱく」と名付けられたプレートを 楽しめる私はロストキッズ
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空想に過ぎぬとしてもきっと私、笑っていてと願われている
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誰も皆ひとつところにいられないあめまとい乱れ彷徨さまよ
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志賀の海人の釣りする袖や返るらむ比良山風に揺らぐ漁火
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難波潟葦間を分けし海人舟の暮るれば灯る沖の漁火
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子もら着る ころも比べし我が背にぞ  並ぶ背丈に 心懐かし/ハンガーに並ぶ我が子の服を見ながら
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雨の日に戸の桟にいるアマガエルお久しぶりと背中突っつく
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射千玉の鳶のけはひを覚へつついかにぞ近き影を見せけむ
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腐葉土のぬくもりほどのあさひ受け如雨露の水を双葉ははじく
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庭先に置かれたままの三輪車 午後の路地には補助輪が鳴り
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滅亡の映画を作る人の名が満ちるエンドロールにホッとする
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金色の焦げるチーズに海老烏賊と牡蠣の匂えり我れのグラタン
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大阪の一家に一台たこ焼き器あるわけないやろ、うちにはあるけど
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濡髪の夜風吹かるるあさぼらけうつつに戻す窓枠の濡れ
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数学の二次関数を見たけれど分からないから睡眠TIME
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イパネマの娘を歌う甘やかな声は褪せずにMD今も
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霧吹きの水と微風に葉を広げ新芽はボブルヘッドの途中
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チューハイを一缶買って帰る夜お茶を横目に明日こそはと
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紫のあじさい今年は紅を咲く 水やる妻のまろき背を咲く
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ジェラルミンケースいっぱい敷き詰めて貴方に渡す 信用金庫
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どこぞかの家族めじるしアクセサリーガチャ独り占めそれはいかんよ
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新しい舗装道路は匂い立ち今年初めて蚊に喰われてる
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