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ひとりでも道を切り拓ける馬力 ひとりでは繋げぬこの旅路
7
パソコンの掃除も笑ってしてる貴方の事を大切にしようと思う
7
宇宙にレモンを絞ったので今日は星がよく見えることでしょう
7
他の人よりも夜勤をこなすから オリオン座など星座が分かる
13
嘗
(
かつ
)
て来し 森の温室 夜は冷えて 君の名付けし
星灯草
(
せいびそう
)
咲く
24
燃えている脚のヒールが躓いて足音の波私置いてく
9
重ねても 吐き出す穴があったとて 愛してくれぬ ただの
女形
(
にんぎょう
)
20
ふかふかの雪は五寸を越すほどかサラサラと落ちスコップに残らず
33
撫子の湯にぞゆるりと浸かるれば 疲れ溶けてく 明日も頑張ろ
24
「初雪が 降ったら 思い出して」とか 雪より重いね ごめんね、忘れて
16
冬薔薇よ世界に指でぶら下がる私自身が礼拝なのだ
12
朝飯は酒とちくわですみもせず何をくおうかなめこのみそ汁
10
冬ざれの野道を行かば一斉に鳥飛び立ちて梢に集く
36
灰色の空から白き魔法陣どんな魔法を今宵はかけるの
14
あまりにも遠い昔に死んだのだ今の私はそれではなあに?
9
粉雪になれたら貴方へ降るからさ、払ってくれるだけでいいから
12
部屋に置いたBluetoothスピーカーはエールをくれる僕の友達
6
初雪の重さに押されて固まって一番古い地層がわたし
9
「会いたいな」押せど押せども届かぬは 感度の悪い手袋のせい
6
吹き抜ける風をいなして 寒川に 凛と立つサギ 見惚れる朝よ
18
朝おきた扉を開けて猫がいる可愛いけれどマジ包囲網
25
蕪の葉とおじゃこ炒めてふりかけに 「ご飯進む」と夫困り顔
28
街路樹の生きる力は凄まじき張る根が歩道膨らましてる/躓いて気付く
15
君は問う「これ何しかも使ってないし」あの日の君の肩たたき券
21
貧しくも海苔巻きだけの折詰の 土産はうれし ほろ酔いの父
23
諦めと度胸が身につく
四十前
(
しじゅうまえ
)
ビビり散らかす明日も見えるが
14
かき揚げに 卵と肉を 追加して 立ち食いそばで 贅沢極め
34
好き嫌い花びらの数奇数なら 好きから始めて好きで終わるし
10
チョコ色のブルが散歩でおでこにはクリームみたいな雪をのっけて
31
本便に乗り遅る ホームにひとり 缶しるこ
購
(
あがな
)
ひ 待つ次発
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