青井力
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投稿数
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キーパッドの0を押すたび亡くなった祖母の名前がサジェストされる
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ねえ、好きよ。あなたが雲に隠れまた現れるまで瞬きしない
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夜一人ファミレスにいる時一番この人生が小説になる
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杞憂だと片付けれたらいいのにな高伝熱な君の言うこと
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諦めて待つことにした信号は他人ひとには駆けて渡るものだった
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絡まったコードみたいね私生きづらく感じなかったことない
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心から交わったのに明くる日のコンドームには僕だけがいる
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改札の前で別れを惜しむ君、バイバイの後寂しくなる僕
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駆け足で乗った電車の車窓から付き合う前のように見た君
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I was born はなから受動なこの生を自分の足で歩けるだろうか
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30で終わらすはずの私小説なのに貴方を書き出していた
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話すたび貴方は今日に敏感で私は丸くなった日々を語る
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君からの穀雨のような頑張れをトイレの中で見返している
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閾値を低くしたから帰り道さっきの話に色付けをする
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欲深いのは僕の方、不条理なこの生をただ喜ばれたい
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数ヶ月LINEしかしてない君にこの文字列はどう聞こえてる?
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引数you="君の名前"としあらゆる処理がやり直される
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擦り切れるように愛して擦り切れて線香花火のように死にたい
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来週には会えるんだって思うとね今から少し嬉しいんだよ
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水栓を閉められずいる ため息の数でも強くなればいいのに
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誠実でありたかったの疾患やコンプレックスを零してばかり
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君の背に君のこと詠んだ歌を書くようなイメージで微かにたたく
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私がいてもいなくても確実に幸せになる人を選んだ
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帰宅してシャツを脱いだら肩口に長い髪の毛連れて来ていた
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同じ傷を負うのが怖い匂いとか露わになった体が似てて
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毎朝の冷水シャワー寂しいと思うからこそ付き合ったのだ
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朝起きて名前を零す丸まったタオルケットじゃ心許ない
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平均寿命まで生きれても夏はあと50回しか来ないから行く
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日焼けした父の腕の薄皮をちぎれないようにはがしている
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