Utakata
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崩れ落ち手から飛び出た生タマゴきみも必死に抗ったのか
10
「お先に」とライトで合図する指に名前も知らぬ誰かの温度/雪国の温かさ
29
可愛さに 磨きのかかった 笑顔見て 貴女を想う 幸せな時
25
勤め終へ家に帰れば三千櫻グラスのなかに光が跳ねる
20
君宛てのルーズリーフの書き置きの余白に託す語りえぬもの
8
着信の音にトキメク日は過ぎて凪へ漂う二人一緒に
10
「我儘」と詰られ慣れていたつもり そんな事ない
礫
(
つぶて
)
は痛い
11
いつまでも今のままではいられぬと 見上げた空にため息ひとつ
12
見返して自分に何があるのかと 「ちゃんとあるよ」と伝えていたい
8
このままでいいのだろうかと立ち止まる 尋ねる先は我が胸の内
7
熊猫たちちゃんと挨拶できたかな中国の言葉大丈夫かな
24
外交の都合に翻弄される
熊猫
(
クマ
)
日本恋しと鳴いてはおらぬか
26
晩御飯 冷たい氷が沈む水 そうかあなたもぼくとさよなら
5
融け馴染む メルティステラと薬指 きみのいたあと さよならのあと
6
冷えた手を僕のほっぺに押し当てて君が笑って僕も笑った
7
寂しいといつも私をくすぐった 君は小悪魔 やさしい悪魔
7
青空と同じ色した封筒を涙堪えてポストに入れた
8
昨日まで世界は色に溢れてた 今日は全部が灰色だけど
8
昨日まで見えてたはずの色彩が今日はなんだかモノクロみたい
6
学問を叩く勇気がありませぬ 僕はあまりに無学ですから
5
寂しさはいつか消えると知っている だから今だけ君を想うよ
7
学級の 隣の席の 子も知らぬ 我の一面
Utakata
(
ここ
)
に隠せり
33
ありふれた言葉でさえも言えなくてただ君のこと抱きしめていた
7
外見や 中身がどうと 言われても 浜の
真砂
(
まさご
)
は
濤
(
なみ
)
に濡れゆく
15
今までの 歌を見返し 思い出す 喜怒哀楽と 日々のあれこれ
30
誰よりも見つめ合ってるキミだもの わたしを一番知ってるね、
キミ
(
スマホ
)
28
大根と 鶏を煮ている 午後3時 夕飯までの 時が仕上げる
31
逆流す 胃酸が吾に 言い渡す 若き時分は 過ぎて行ったと
17
投票所入場券の母の分影武者立てて活かす一票/嘘です
19
ヤフコメの民度よ此処は地獄哉 餓鬼畜生が心を屠る
6
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