うるとら凡人
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関西在住のいい加減オヤジです。どうぞよろしくお願いします。

街灯の明かりに見えて降りしきる雪は静かに更に静かに
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誇らしくカート押しする女の子 歩く姿勢はずっとバンザイ
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青春を共に歩んだ筈なのになぜ年老いぬ竹内まりや
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雨模様重い空気に沈みゆく金木犀の香は濃くありて
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やわらかに乾いた頬に沁みとおる秋の日差しの心地よさかな
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雨音の聞こえぬ朝に身支度し心静かに歩み出る吾れ
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秋が来て未明の雨のすがしさに雫の音も静かに消えぬ
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立ち尽くす駅のホームに毎朝の変らぬ吾と変わらぬ空気
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秋の海 波の音さえ寂しくて洲鳥の声が遠く呼び交う
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悲しみにこんにちはとは言えないがさよならだけは仄かに優し
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大型の実がなるというゴーヤ種 育ててみればオクラほどなり
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自転車にパンを乗っけて売る少女ビジネス街の笑顔集まる
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多忙でもなぜか落ち着くデスクにはあれやこれやの自分仕様あり
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ひらひらと落ち葉舞い散る秋の暮れ延々続く庭掃除かな
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秋告げるツクツクボウシ最後には「やめてくれーや、やめてくれーや」
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女郎花 仇なる名とは裏腹に誰に靡かぬ気高き美人
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あの人がそう言ったから染みついた癖は誰にも直せはしない
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突然の雨に打たれて濡れ鼠 これも人生ひとつの笑い
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あの時が幸せだったと思うのは残念だから今を頑張る
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真夏でもヒグラシが鳴く未明にはほのかに違う季節を感じ
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あの人が辞めた昨日の机には塵一つない真心のこる
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残された大事な日々はくれぐれも平凡であれ穏やかであれ
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電車内初めて席を譲られて遂に来たかと複雑気分
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遠目にも歩く姿で分かる君だんだん近く笑顔広がる
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朝顔の愛は短くあろうとも心に残る君の生きざま ~花言葉から
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あなたには二年の時は長すぎた もう戻れない夢見た日々に
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また晴れる猛暑に向かう早朝の新たな覚悟すぐに萎れる
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何もない予定だけれど何もないそれが大事なスケジュールなり
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ひたすらにやりたいことに没頭し過去の時間を取り戻し居り
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人として生まれて生きて人生は人に生かされ人を生かして
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