Utakata
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うるとら凡人
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関西在住のいい加減オヤジです。どうぞよろしくお願いします。
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隠し魅せる神戸の女子のファッションは実は腹黒いと自ら言う
3
何よりも私生活こそ大事らし きれいだけではモデルになれず
3
ちっぽけな善を重ねて徳を積むそれくらいなら私もできる
11
傘開きわずかにできる空間は
時雨
(
しぐれ
)
隔てて
仄
(
ほの
)
かに優し
13
光る君 父と男の狭間にて
玉鬘
(
たまかづら
)
への
懸想
(
けそう
)
は哀し/『源氏物語』の玉鬘を詠む
10
日の光 音を立てると言わずとも 夏はぎらぎら秋は
燦々
(
さんさん
)
16
遠い地のホテルのテレビ眺むれば天気予報の画面馴染まず
20
追い風が強く吹いたら大惨事オールバックがみな前に来る
16
ケーキ買いドライアイスの量訊かれ帰りの時間の二倍を言う
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まごころを込めた老女の
灯火
(
ともしび
)
は風にも消えず夜どおし燃える/貧者の一灯
6
寂しさの増す庭に咲くツワブキに冬を迎える心安らぐ
17
あの
女
(
ひと
)
がわずかに書いたメモにさえ情趣ほのかに
詠雪
(
えいせつ
)
の才
14
トイレから戻った猫がゴロゴロと喉鳴らしつつ布団にもぐる
14
止まりつつ止まりつつ行く街なかの路面電車の時間ゆっくり/広島電鉄
14
公園で「わしの砂場じゃけえ、どいてーや」 広島弁の子の頼もしき
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話すほど美人に見えるお水女子 ただの美人は
三月
(
みつき
)
で消える/北新地にて
11
無い胸を寄せて谷間をつくるけど元の膨らみ無くなっている/新地のケイコちゃん
9
臆病で内気な心おし隠し夕化粧して恋を疑う/花言葉(白粉花)
6
ひそやかに私を思ってくださいと
茜
(
あかね
)
の花は
蔓
(
つる
)
をからませ/花言葉
11
片栗
(
かたくり
)
の花がうつむく初恋に伝えきれない想いを秘めて/花言葉
17
「たおやめ」の語義を教える二年目のイケイケ女子が新人男子に
12
霧雨に傘持ち歩く二人づれ繋いだ手と手離し難くて
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一列で順番待ちの二人づれ肩の糸くずそっと取りたる
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パソコンやスマホがなかったあの頃に何をしてたか思い出せない
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周りから悪女といわれ愚痴るけどみんなは君に注目してる
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世の中に星の数ほど人がいて今宵あなたと会話している
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よーい、どん ぱっと散らばる年少組 慌ててあと追う先生ら /幼稚園の運動会
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あなたにはあなたしかない良さがあるたとえば顔がまん丸いとか
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晴れ間なく物忌む雨夜の品定め 男同士の会話も楽し
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おととしは形もなくて一歳半 いま一族の主役となりぬ
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