Utakata
登録
Login
サイトのご案内
うるとら凡人
フォロー
16
フォロワー
25
投稿数
321
関西在住のいい加減オヤジです。どうぞよろしくお願いします。
1
2
3
4
5
…
次 ›
最後 »
悲しみにこんにちはとは言えないがさよならだけは仄かに優し
14
大型の実がなるというゴーヤ種 育ててみればオクラほどなり
12
自転車にパンを乗っけて売る少女ビジネス街の笑顔集まる
11
多忙でもなぜか落ち着くデスクにはあれやこれやの自分仕様あり
16
ひらひらと落ち葉舞い散る秋の暮れ延々続く庭掃除かな
16
秋告げるツクツクボウシ最後には「やめてくれーや、やめてくれーや」
12
女郎花 仇なる名とは裏腹に誰に靡かぬ気高き美人
10
あの人がそう言ったから染みついた癖は誰にも直せとてなお
9
突然の雨に打たれて濡れ鼠 これも人生ひとつの笑い
12
あの時が幸せだったと思うのは残念だから今を頑張る
14
真夏でもヒグラシが鳴く未明にはほのかに違う季節を感じ
12
あの人が辞めた昨日の机には塵一つない真心のこる
17
残された大事な日々はくれぐれも平凡であれ穏やかであれ
22
電車内初めて席を譲られて遂に来たかと複雑気分
20
遠目にも歩く姿で分かる君だんだん近く笑顔が見える
15
朝顔の愛は短くあろうとも心に残る君の生きざま ~花言葉から
13
あなたには二年の時は長すぎた もう戻れない夢見た日々に
12
また晴れる猛暑に向かう早朝の新たな覚悟すぐに萎れる
13
何もない予定だけれど何もないそれが大事なスケジュールなり
16
ひたすらにやりたいことに没頭し過去の時間を取り戻し居り
18
人として生まれて生きて人生は人に生かされ人を生かして
12
クチナシの花に言問う「幸せか?」花は答える「幸せですよ」 ~花言葉から
15
早朝の庭さえ煙る雨上がり薔薇の香りが淀み動かぬ
13
躓いてアイスの先が跳ね飛んで大泣きした子いま三十五
12
聞いたまま急ぎメモした備忘録 自分の書いた文字が読めない
16
いつの間に撮られた写真こんな顔 鏡の前で見たことがない
13
雨の日の都会の空気何となく清しい匂い私は好きだ
11
一輪の花であっても堂々と自分を誇る姿気高し
12
見て見てと大口開けて肉食べるそんな
貴女
(
あなた
)
と嬉しひと時
8
午後九時に早く寝よとの鐘が鳴るそんな所で育った時代
12
1
2
3
4
5
…
次 ›
最後 »