Utakata
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うるとら凡人
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関西在住のいい加減オヤジです。どうぞよろしくお願いします。
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春休みの学生寮に鳴り響く青春の日の”微笑みがえし”
14
ぎっしりと並んですするラーメンの湯気立ち込める博多の屋台
13
いるだけでただいるだけで価値のある花の如くに我はなりたし
16
早春の八甲田山にへばりつく温泉宿のお湯は真っ白
12
冬と春どちらつかずの移ろいに地球の鼓動ただに感じる
12
葬儀終え
主
(
あるじ
)
なき庭眺めむれば咲いたばかりの水仙哀れ
22
花魁
(
おいらん
)
も
遊行女婦
(
うかれめ
)
さえも
古
(
いにしえ
)
は差別をしない日本の文化
11
まだ寒い外の空気を入れてみる春の気配がそこに居ぬかと
15
春告げる八甲田山のふきのとう地面を飾る黄緑眩し
17
部下たちは東大京大一橋 上司の我はほんの駅弁
8
恋すれば人は人らしく恋せずば
翡翠
(
ひすい
)
の杯の底無しの
如
(
ごと
)
14
どこまでも時間があると思ってた浪費ばかりの若かりし頃
19
改札を抜けて踏み出す人々の覚悟それぞれ街に溶けだす
17
まだ暗い道路の雪は消え残り走るクルマは音も静かに
14
妹が飼ってる猫は潔癖症 トイレ終えたら尻拭けという
13
いくつもの小さな挑戦積み重ね ようやく実る人の一生
18
遠目
(
とおめ
)
には
厳
(
おごそ
)
かに見え近づけば穏やかだけど言葉厳しく/君子たる者
12
物憂いに混沌の曲聴いてみる心の糸がほどけて消える
16
誰とでも繋がっている高校生 大事にしろよ一人の時間
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大阪に向かう電車の待ち合わせ受験生らの笑顔は半ば
15
細やかにリズムを刻み感性がほとばしり来る女流のピアノ
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まだ暗い朝に聞こえた新聞を配るバイクの音しなくなり
12
マスクして美人になれないあの人は顔が小さいマスクがでかい
11
控えめに庭に咲きたる寒椿まだまだ遠い春を待ち侘び
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年寄りの夫婦が住みし家の門 若さを誇る雪だるま居る
17
逍遥し四天王寺に立ち入ればなぜか此処だけ空気が変わる
9
午後八時早くもなくて遅くなく とっても好きな夜のひととき
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さりげないあの一言が離れないあれは一体どんな意味なの?
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殿さまの優しさこもるお人形 姫さま笑うお顔はいかに/「大内人形」を詠む
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ニワトリと同じ程度か物忘れ思い立っても三歩あゆまず
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