Utakata
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うるとら凡人
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関西在住のいい加減オヤジです。どうぞよろしくお願いします。
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しんしんと降りつむ雪の冷たさに私の
情
(
こころ
)
はますます燃える
8
新しき年の初めの
例
(
ためし
)
とて酒を飲んではごろ寝するだけ
14
おめでとう年が明けたよおめでとう今年はきっといいことあるよ
13
混沌の年が暮れゆく
夜
(
よ
)
の祈り来年こそは幸多かれと
12
連休が明けて年始が月曜日これは最悪すでに憂鬱
9
春秋に富む者たちよ思うより時は短いおろそかにすな
10
年月は新しくなり吾輩は古びるばかり生きているから
13
真っ白な来年の手帳うれしくてまずは会社の休日を記す
17
声もせず姿も見えず風だけが吹き抜けていく真冬の校舎
19
絶対に妻より先に死にたいが今すぐというわけでもないが
8
あのころと同じきれいな君はさぞ優しい夢を追いかけてきた
8
結婚に失敗したと言う君はそれでも前をひたすらに見る
12
再会のかつての職場のマドンナはチーママになりなお妖艶に
10
逢引を終えて立ち去る冬の道コートの内に残り香ほのか
12
風邪をひき七日寝込んだクリスマス二度と食わないアイスのケーキ
16
花よりも実を見てくれとヤブコウジ冬の景色は一人舞台に
16
この道はどこに行くのか分からないでもひたすらに歩いていこう
11
そろそろとゆっくり歩く氷上にそれでも転ぶヴィヴァルディの冬
9
ばらばらと花びらが散る
山茶花
(
さざんか
)
は花ごと落ちる
椿
(
つばき
)
羨む
9
寒風に夏のベゴニア晒されて開いたままの花が固まる
14
あなたとは二歳差になる五ヶ月間だからどうってことはないけど
10
携帯もスマホもなかったあの頃は心の中で会話をしてた
13
あと何度食べられるかと語りつつ二人で決めたおせちを予約
10
嫌がるな冬には冬のよさがある
炬燵
(
こたつ
)
に入り
蜜柑
(
みかん
)
が食える
9
植物に何が大事と尋ねれば花ではなくて種であるらし
14
テレビ見てあの食材を捜したら見事なまでに全部売り切れ
12
ちっぽけな善といえどもそれぞれが自分に課された義務だと思う
12
幸せになろうとばかり言うけれど生きてる限り立派に生きろ
11
悲しくて辛い時にはともかくも布団に入り眠るに限る
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動物に優しい人は必ずや人にとっても優しい人だ
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