Utakata
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うるとら凡人
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関西在住のいい加減オヤジです。どうぞよろしくお願いします。
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宇宙では
塵
(
ちり
)
に過ぎない私でもベテルギウスを心配してる
13
引き裂かることとも知らず母さまも早くお乗りと明石姫君/『源氏物語』の明石姫君を詠む
12
紅
(
くれない
)
の
末摘花
(
すえつむはな
)
の面影に秘めたる誠なお色褪せず/『源氏物語』の末摘花を詠む
10
東京はやっぱりちょっと馴染めない 空の広さが全然違う
14
業平
(
なりひら
)
か はた団子屋か まっすぐな
言問橋
(
ことといばし
)
の名前のいわれ
10
朝のバスいつも乗ってた女子高生 久々見れば素敵な大人に
19
文鳥に
逆剥
(
さかむ
)
けむしられ跳ねのけるまた降りてきて逆剥けねらう
9
何彼
(
なにかれ
)
とやたらにキレる老人に過去に歩んだ生き様を見る
16
スーパーで老いた夫婦がカート押す遅い歩みも背のあたたかい
17
ひたむきに生きる彼女は幸薄い女であると言われたくない
14
ちっぽけな喜び見つけ話す君 どの姿より君らしくある
17
藤原の
都人
(
みやこびと
)
らの
囁
(
ささや
)
きが聞こえるような
大和三山
(
やまとさんざん
)
/藤原京跡にて
12
万葉の面影見ゆる
鞆の浦
(
とものうら
)
波おだやかに
海人
(
あま
)
の釣り船
16
しなやかに動く美人のきれいな手 優しくもあり冷たくもある
16
しつこくて威張りくさってケチなやつ お水の女子にモテない男/北新地にて
15
この前と同じ服だと恥じる君 たとえ媚びでもちょっと嬉しい/新地のケイコちゃん
11
かまきりの小さいうちは臆病で大人になるとくそ生意気に
13
麗しさを内に秘めたる
蕙蘭
(
けいらん
)
の摘む人なくてやがて萎れゆく
11
静かなる
緩徐
(
かんじょ
)
の調べ 泣いているのか笑っているのかモーツァルト
11
漆黒の宇宙に見える光のごとブルックナーの調べ優しい
9
窓枠に並んだ帽子小さくてお行儀のよい幼稚園バス走る
16
道端に雀の子あり拾って帰るも手当叶わず庭に墓あり
15
花の名を知っているのはイイ男 銀座のママが言ってたらしい
12
長編の夢の世界を駆け巡る旅から戻り心は虚ろ
17
通勤の走行音に揺れ動く重ねた月日何ら悔いなし
15
真剣に惚れているこそ不器用でぶっきらぼうな男の純情
13
金曜の君はきれいだ でも僕は月曜の君がいちばん好きだ
13
それじゃまた、とは言いつつも心では終わりの予感 最後の笑顔
16
この夏をがんばってきた落葉たちもう戻れない空を見上げる
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若者が語らい笑う誰もみな誰かの過去で誰かの未来
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