人であることを最低限にして
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帰る道 通行止めも解除され 子の無事祈る 月の寒夜に
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大関の蒼い眼の先思ふのは 母国に残したパパとママのこと
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これ食べたい 3桁カロリーの+ボタン 押せば押すほど 幸せな昼
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のこりなどつゆほどおもひもせぬうちにいつしかそれのつゆのひぬまに
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ほろ苦き 春の天ぷら 欲せども 想像だけで 胸は焼けゆく
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横綱と大関だけが強ければ つまらないよね相撲観てても
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降る中を朝の散歩の柴犬は雪が似合うね目を輝かせ
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見るだけでマンガのような熱海富士 敗けたら敗けたでかわいい笑顔
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突然の「いい友達になりましょう」一夜の恋か長過ぎた春
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二晩で一升瓶を空にする 女房三合私は七合
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本日は鍋をお風呂に入れ皿をまんべんなく 撫でるので定時で帰ります
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リメイクの作務衣と併せソウルフード小包の中はゆりちゃんだらけ
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洗えば落ちると言われてた泥はもう血と区別がつかなくなった
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莫逆の友貴女なら必ず勝てる、必ずだ 断言できる 間違いないと!
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加速する 時の随を 他所に見て 独身貴族を いざ謳歌せん
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外に出ずる 気もなく窓に 添い見れば 碧空あおぞらすらも 雲重く見ゆ
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我が家には金魚二匹と妻と我 今年もつつがなくあらまほし
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横浜は 今日の午後から 雨予報 傘が嫌いな あなたを想う
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息子から「面白いよ」と差し出さる本で温もる家族の時間
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「そのバッグまだ持ってたの?」ママ友よ一生出汁巻き失敗してろ
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モノクロの 愛おし双星 惜別に また会える日を 願う月影
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声荒げ朝を待つ間に研ぐ米の白きひかりに「ごめん」をそえて
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冬の道あなたの足跡追いかけて共に歩める喜び噛みしめ
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わが内に不機嫌という蜜ありて近きものほど汚して止まぬ
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「大人になったら化粧しちゃうでしょ」今のうちに頬をさわってくる友達
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缶ココア片手に 友と語り合ふ 交はりぬ互ひの白ひ息
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イエスマン 「良い人だよね」の問いかけに 心の中で「いえ、すまん」
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背表紙を高さの順に並べ替え 運動会のようだと思う
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大切な言葉が尽きた サイダーのような色した空が見たいよ
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