Utakata
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miti
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薄明に高く居残る歳星は 来る明星を一目見たくて
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そろそろと 列を彩る 車たち 火葬場向かう 先頭は祖母
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何もない 何も持たずに ここにいて ずっと動かず 遠くを見てた
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ただ一つ 誇れるものが あったなら それだけ抱え どこへも行けた
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窓開けて金木犀が鼻かすめ 空には月と木星並ぶ
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小雨ふる 夜道に傘を 振り回し さながら軽業師の真似事
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目に見える孤独の道を 歩くより暗闇に そっと逃げ出したい
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代表が話す十月の予定は 私にはない未来の話し
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せせら流れる小川すら 行くあてが あるというのに 私ときたら
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月食が話題を飾る一夜きり 既望の夜も変わらず照らす
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駐車場 窓の縁の子バッタは秋の入口 どこまで行くの
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光立て消える最期の星の屑 人の屑にもなれない我が身
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ラジオからラッキープール聴きながら ロコモコ丼を頬張り 夏
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心待ちの流星群に水を差す 何度見たって変わらぬ予報
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結末に気力を奪う夢見には 楽しいはずの週末さえも
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田水張るカエルを探し練り歩く 水面と合わせ 二羽のシラサギ
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空洞の 腹に響くは 夏の音 暑さと残る 蝉の腸
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生誕を祝う言葉に頬ゆるむ夕方だって遅くはないよ
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自分ならモランのそばに寄り添って理解し合えるつもりでいる
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梅雨明けを謳った空はまだ霞み 茹だる暑さが夏を告げてる
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帰り路に 空を仰いで することは 相手のいない 星座の話
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正しさの世界で正しさ以外の美しさを求めて 描いて
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「人生はあっという間」の言葉を信じ 今か今かと待っている
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「紫陽花」とひとこと残る買い物メモに書き覚えがない六月
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描くことも 書くこともただ 暇を縫う 刺繍糸に 過ぎないのだから
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積み重ね それが何かに なるだろう そう信じてただ見て見ぬ振り
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庭先に並ぶ鉢植え 紫陽花とアナベルの違いは知らなくて
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私は変身できないけど君はヒーローだから背中推したい
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人間に尻尾があればこんなにも悩まず生きてこれただろうに
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あなたと話す夢を見て もう少し そばに行けばと後悔の朝
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