耳元でうるさいと言う声は誰?丘の草刈り震える夕べ
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飯食わぬ人でも猫も身が持たぬ老母老猫如何に食わせん
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8両目 めがねの休日お父さん ポケット手を入れ まるでモデルさん
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しまうまの 背を歩く僕ら働いて スクランブルな 日々顧みず
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鷹が飛ぶ風に逆らい問いかける力尽くまでお前は翔ぶか
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君がいて 僕がいなかったこの街も いつかはふたりの秘密になるかな
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駅降りて 変わっちゃったとこぼす君 知らぬ街でも分かってあげたい
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ここに住み 横目で見るのは何度目か 出汁のにおいが そそるうどん屋
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雨上がり草をなぐ風強く吹き霞は波立ち鳩が横切る
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半袖のシャツが安売りしているが肌寒くって買う気も失せる
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無念なり赤き誘惑堪えきれず赤外線に股間奪わる
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くもゐより矢のごとくにも飛び去りてはらりと落つる鳶の羽かも
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柔らかな 光が好きと つぶやいた 遠い記憶の セーヌ川
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若き日の 想ひはいまも 留まりて 君は二度とは 帰り来ぬかな
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黄昏に あの日の歌を 聴くたびに きみの面影 連れてくる ・お題「懐メロ」
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この席の空気を守るそのために幹事務める 君が来ぬよう
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心地よき 五月の風に 燥ぐ君 嫋やかな笑みは さらに眩しく
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編みかけに冬を恋しく咳ひとつきみのセーター解かぬままに
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夢の夢われマスターの君迎ふミラーボールのカラオケ喫茶
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朝風呂でうたたね気分午前9時スマホ奏でる時間よ止まれ
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回数券残ってるから行こうってラブホにそんな誘い方ある?
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お囃子の 浮き立つ音色 映像と クリックひと押し お福分け
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神祭る月にしなれば玉垣に木綿ゆふ掛けたりと見ゆる卯花
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吾の行かぬ道の景色を母の目で 眺めて広し君を待つ世は
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夏の夜に 一人向かいで いたづらに 今はなきひと 追ひ求むれば
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夢の中 楽しいけれども ねこいない ままならなくとも ねこいる現実リアル
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待合に腰曲がりたる老婆ゐて ピンクの上着 ピンクのクロッグ
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時忘れ 夢中で巡る 美術館 優しきモネの 光が包む
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夏色の街を見下ろす喫茶店ブックカバーをはがしたみたいだ
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「何歳に 見えますか?」と 聞く人へ 一体いくつに  見られたいんですの
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