Utakata
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2025年2月から短歌始めました。
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果てのある土地を支える象たちに 宙の形を聞いてみたらば
5
原型を留めぬ老いた白骨を 繋ぐ役終え黒焦げた釘
6
父を焼く 煎餅齧り茶を啜る 落ちる瞼に揺らぐ炉の口
13
物欲の無い君が席 立つ後に 温もり共に消す存在感
6
睡魔来て手刀を首に入れられて 気絶しただけ居眠りじゃない
5
影二つ できることなら知らぬまま 自転車押しつつ なぜ凪ぐ気持ち
5
曇天に行き交う色はとりどりで 私のビニ傘カメレオンかな
4
苦しみも辛さも空気震わせて 伝わる言葉無い歌のよう
7
真似したい 不殺の誓いなまくらの刀隠さず見せるスタンス
5
半世紀 君の色彩道標 暗闇の中 脳裏に訊ねる/迷子
4
僕の胸 君が空から降ってきて 穴を空けられ死ぬのが理想
2
泡沫の二度目の邂逅 君の目が 僕を認めて言葉失う
4
山と谷 繰り返すたび賑やかに 鶴や蛙が折り目正しく/「折り紙」
6
ハグをして たわいないこと笑っては 触れずに心のキズパワーパッド
5
この草の背丈くらいで土手登り 万能感で世界輝き
7
背丈ほど草むら分けて虫分けて 登り初めて見る屋根と川
6
閉じこもりもうどれくらい経っただろう 雪溶け桜散りて五月雨
10
一言の挨拶残し振り向かず ゆらり長尾に告ぐ「またおいで」
6
湯気上る 母と銭湯 濃い夜空 シリウス オリオン 一緒に帰る
10
凶暴な陽を避け陰にへたり込み 見知らぬ犬と 壁に張り付く
6
威嚇する 身体が泳ぐデカい服 舐めさせるかよ 私の道で
4
覗き込む向こうもこちらと同じ顔 揺れる我が身の世が映しと知る
6
柔らかな土踏みしめて目が覚める 指先残る芥子の感触
6
古紙入れの印刷がないチラシ裏 記憶の中のスケッチブック
6
先人がつけた道筋ただ歩み ふと見回せば 叢の中
7
柔らかな陽差しの中で微睡みの 魔に抗って
操
(
く
)
る猫パンチ
10
なんとなくやったらできた初心者に 越される年数 息せぬモチベ
6
玉の緒の いのち短し 舵利かぬ 吉凶禍福 長閑やか願う
6
スマホ置き コート羽織って 傘を取り スマホを忘れ ああうらめしい
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両脇に建ち並ぶ家 私沿い 空見えぬ今 暗渠と呼ばれる
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