HOMURA
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HOMURA 15歳になりました
たまに死にます
よろしくおねがいします。
2025.03.01~

君に言う 言葉は全部 僕の愛 それが心に 届かなくても
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コーヒーが 飲めない君の ままでいて 一人で先に 進まないでよ
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枯れるまで 花瓶の中で 愛でられる あなたにとっての 花になりたい
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君が好き コーヒーじゃなく カフェラテを 持って「見るな」と 拗ねるとことか
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「この時が ただ永遠に 続けばいい」それってきっと 死と似ているね
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人生は ただ果てのない 旅路だと 笑う君の眼 映らない僕
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君がもし 僕の前から 消えるなら 薬指だけ 僕にください
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くだらない ことでも君と ふたりなら 笑って話せる ことが愛かな
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街灯の あかりを月と 見間違い それを導に 往く帰り道
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「きれいだね」 花火見ている 君が言う 僕は言えない 「君を見ていた」
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少しでも 君を感じていたいから 閉じられずいる 液晶画面
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愛なんて 不確かなモノ なんかより 僕を信じて ほしい君には
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北辰に 騒ぐ同期は スマホ越し 我ら高みの 見物なりけり
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ひたすらに 吸って吐いては 時が過ぎ 生きていながら 享受する死よ
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でたらめな 音を響かす 即興の オーケストラに 耳震わせる
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雨の夜 街灯の下 道走る コンクリートに 降る幾星霜
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utakataに 短歌投稿 する我の 古文の成績 レッドラインなり
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時止まり このまま子供で いれたらと 思う甲斐無く 季節移ろう
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湯に浸かり 体が溶けない ことだって 奇跡なんだと ふと思う夜
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「あの日」はさ 生まれたばかりの 僕たちで 思い出せない 少しの悔しさ
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遅く起き 溜まった通知を 消していく 君の言葉は 急ぎ返すよ
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テスト後に 日の元歩き 舐める飴 溶けだす甘さは 解放の味
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一緒だと そう誓いてし 端の指 呪いのように 今も絡まる
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君想う これは「愛しさ」 さてどちら 自分でさえも 曖昧な午後
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試験日は 木金土月 何故空ける その日曜は まるで監獄
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校庭に 薄くかかった 白絨毯 踊り描くは 鳥の足跡
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降る雪は 何を思って 溶けるのか 我ら人には 知るよしもなし
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我ら花 長き冬さえ 乗り越えて 誰より自由に 咲く日夢見る
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春を待つ いつかどこかで 芽吹く花 今は寒さに 耐えるばかりだ
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電車内 寝て取り落とす 参考書 誰も拾わず 滑り遠くへ
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