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ひとりよりふたりの方がさみしいと感じるわたしはこちら側です
8
刈りたての田んぼ安堵の風情あり 月曜朝の土砂降りのもと
25
子と同居されど二世帯日に三度食事は作る自立の為に
35
殺生は好まないだが本日がこのゴキブリの命日となる
18
夜明けまえ地下アイドルのおっさんに感謝させてるカラスがないてる
5
薄雲の掛かる星空 遠雷の音は 深夜の雨を予告す
25
爪切れば「手は中指が長くつて足は親指大きいのなぜ?」
5
前橋ウィッチーズのこと前橋ウォッチャーズとおもふこの頃
4
蛍より 月より光る 電灯が 目に染みてつい 細める
眼
(
まなこ
)
10
泣きながら ごはんをたべて 吐いてても けっきょく朝日は 眩しくて
7
口に出た 幸せだったで思い出す 十九年の愛と幸せ
8
新しい朝虫の声と涼しい風で秋が始まる
5
九月末 テレビ改変 メンバーが 一緒になって 別れ悲しむ
5
未熟さと 不甲斐なさを 痛感し 食事も喉を 通らぬ私
21
曼珠沙華ゆらめき昇る赤き火ぞゴッホの
魂
(
たま
)
の渦巻くに似て
29
秋風に号砲幾発も鳴り響く。今日は学区の運動会らし
13
箚さくれた
妻
(
きみ
)
の手で研ぐ白米の 冷たき水に手荒れ詫びをり
19
純白のセントラルヒーティングで層があたためられていく芯は
4
雑踏の中を駆けていつものベンチに辿り着く今日も生きてる
9
スパゲティを巻く 色んなものが一緒になって 仲良しになればいい
9
眠れずに静かに外す敷きパッド次の次かな温かいのは
21
怖かった夜が私の居場所になり、太陽が昇る朝を恐れる
10
昔に帰りたいような 今が一番好きなような 午前2時20分
7
今の世は強く正せば叩かれて弱者のフリになす術もなし
10
ニーチェぽくとにかく笑った浮かばない、知らないその顔だけどとにかく
4
家近い同級生が決断し渡辺やめて今渡邊に
6
好きだから 隣の芝は青くない バランを挟む ミートボールら
14
三十八でツインテール五十で婚活日本まだまだいける
5
おやすみと ねこの
ひたい
(
額
)
に キスをする わたしのだいじな 入眠儀式
19
消していく忘れられないその笑顔 大好きだった愛しい写真
10
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