Utakata
登録
Login
aikoW
フォロー
0
フォロワー
7
投稿数
36
1
2
次 ›
最後 »
カーテンを洗って一息 麦茶を揺らす 遠雷を聞く 涼風の入る
11
風鈴の鳴る外気浴でうたた寝を なんと贅沢 日曜の午後
16
カナカナと聞こえ始めた午後7時 ちょっと息する今日は猛暑日
16
だんだんに明かりが灯る大阪を 窓からながむ着陸態勢
14
こんなにも美しく過ぎる夏至の夕暮 切り取る術なく ただ眺めいる
12
我ながら親バカだなって思うけど 宅急便の伝票ポチる
8
延長を 制せなかった青春を 深く染ませて 明日は笑顔に
8
今、会わなきゃと思う人もいる同窓会 欠席を押す グーグルフォーム
7
アカシアのたわわな香りに誘われて青空仰ぐ、ミツバチのごと
17
山の端を 真っ赤に残す 夕闇を 水面の写し 五月寒
8
フルルんと 型からぬけて カラメルの スプンもゆれて 今日はカンペキ
11
カイワレの根元を切って窓に置く ぴょロリと伸びる三日目の朝
12
雨降って今年の春も過ぎていく花びら舞う朝 新しい靴
12
インプットアウトプットの割合を考えてみる春の宵
6
ふうわりと積もる今朝の結晶をどうにかシャメして駅に急ぐ
5
日の入りが、早くなったね 雲に残る ピンクの夕映え あしたをおもう
13
やっときた 秋の空気にくしゃみして 大布団だす パジャマ着る
9
友だちがなくなったって そうやって年はとるんだけど、やっぱ早いよ
6
真夏日も 空はちょっぴり高くなる 秋を連れてきた ゆうべの嵐
10
どの窓を探してもない音花火 こころざわめく夕げの支度
11
アスファルトがまだ放ってる昼の熱 冷えた体にまとう帰宅路
8
ささくれはパートナーとの関係性って女性誌がいうクリームを塗る
9
クローバーの香りにふっと思いだす ながいはなわを、編んだ原っぱ
7
藤の花 今よと伸びて むらさきが 森を飲み込む カッコウがなく
6
ドライブの車窓にみえる藤の花だんだら模様 森をのみこむ
8
お休みはあっという間 目覚ましを、いつもの時間にセットしなおす
6
満員の改札を出て快晴の富士山のあり授業開始日
7
春の雨は 夜の空気を閉じ込めて 海はあったと 思い出させる
5
首もとにピンクのスカーフひらひらと少し冷たい春風の朝
7
祈りながら
軌跡
(
エッジ
)
に君は花を咲かす あの日の星はそう、降るようだった
3
1
2
次 ›
最後 »