偶然を期待してても叶わない必然にするのは僕だから
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PASMOの履歴 残る君の最寄りと あの頃の思い出
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関係が壊れるくらいなら好きと言いたくないほど月が綺麗だ
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春だねと言いつつ歩く坂道を下りもうすぐ3回目の春
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優しいと君は言うけど先輩としての優しさなんかじゃないよ
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春だねと言えば春だねと返してくる人がいる それだけのこと
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フォーエバーヤングパワーで突き進む無敗街道その先希望
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いつだってページめくれば蘇る 5色の薔薇が並ぶあの日々
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世人へと花精の矜持御覧じろ雨に打たれど笑みは散らさぬ
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三月が通過して行く彼の人の誕生月の終わりの夜の雨
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古くなり ダサくなっても 時間差で エモくてお洒落 に、生まれ変わる
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急く人がこぼした氷菓にアリ集るボランティア募集ポスターの下
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日暮れると急に冷えるね手袋は?持ってきてない?貸しなよほら、手
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アルバムの 最後の制服 花吹雪 空の下駄箱 大地讃頌
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教室の窓辺の君がはにかめば 知らない風は花を散らして
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この街じゃ 十八過ぎれば 酒を浴び キメセクかまして 授業で吐くのさ
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ユキヤナギ お前バラなの 柳ちゃうの シモツケ属なの あんたなんなの
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君の靴春の嵐に舞い踊るそれが夢だと何も知らずに
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飲みすぎた 君が輪止めに 座りこみ 花びら拾えば 嗚呼春だなあ
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インターネットの 人のお陰であの小さな 花をユキヤナギと知れた
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そこに立つことはもう無いバス停の影は私の影に似ていた
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今日の〆 疲れたワタシの労いを キットカットと小さいビールで
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見てほしい ときに来ないの 貴方って オフィスの窓の 傍に居るのに
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この花を 見ればピンモン 欲しくなる リスカで染まる 腕も震えて
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いつのまに 今年の桜 準備した? 羽化するように突然開花!
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信仰を違えた神は原罪の認否を明らかにしていない
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春の夜を 謳歌しようか 赤線に ネオンの桜花 やがて死のうか
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散り際に 愛していたと 呟いて 私の知らない 街へと消えるの
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ビル風で 明日の朝には 散るようで 今宵だけでも 君を愛そう
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何がため 排ガスの中 咲く生命 太閤通りは 幾度目の春
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