チビ猫さん ちま猫さんと ねむる夜 「さんづけなんて たニャンぎょうぎにゃ」byちま
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水たまりに映る空がきれいだと言ったあなたのせいで夕立
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しかもさぁ しかもさ、これね 連発す 口癖可愛 四歳孫っち
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蜘蛛の糸はとうの昔に千切れてる落下の途中で逆に安らぐ
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ズシンズシン 地響き鳴らす あのデカさ 巨大女の 暴走激化
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吉本の 芸人達は やば過ぎる 異常気象を 起こす者ども
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UFOの光って丸くて三つあるアレだよアレに似たペタロイド
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つかまれる出っ張りもなく かと言って降りるすべもないただ息をつく
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今日の俺 たまには格好よかったか? 君に見せれず 残念次は
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久々に 戦友トモと競えし チーム戦 ゾーンに入って 若手を下す
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好きだった気持ちは思い出せないなさっぱりとした部屋の静けさ
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風呂上がり ここにあったか 幸せは Suriel Hessスリエル ヘスChilling nightチリング ナイト
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最近は暑いというだけで気力なく あらゆる日常 遠く感じる
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数週間用事で代講を頼んだら「嫌いになったか?」と復帰後問われ
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水曜の夜にもなれば疲れ溜まり 授業で船こぐ生徒に同情
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ほたる火の淡い追憶うすれゆく やさしい声の祖父のおもかげ
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似合うとか求めてないし黒無地でサイズが合えばそれでいいのに
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ぜったいに外には干せぬ時期が過ぎただちに梅雨に入る理不尽
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めずらしくペットボトルの集積日連続で出す夏が来たんだ
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私にも守れる世界はありますか そこの世界に君はいますか
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まよなかの奥の奥には地獄への境目があり触れると窪む
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『すずしい』と揺れるくちびるもしかして『くるしい』って叫びたがってる?
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焼肉丼 キムチに ヨーグルトのアイス 梅雨のスタミナ 三種の神器
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大人に なりたくないと 言っていた 君も今では 「大人になったね。」
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アナウンスと花火の音で君の声は聞こえなかった 来年も来ようね
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粛々と囚人たちは祝祭の収穫物を集荷してゆく
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現実の醜さに気付かないように落ちた視力の矯正はよせ
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そういえば春に見た霧あれは君 夏に見た月あれも君かも
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さらさらと 僕の心が 風化する 嘘をつくほど 愛は減るから
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ブロッコリー茹でてもりもりマヨネーズ しあわせが形を成している
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