構いすぎ? ほっとけないの 気がかりで 世話を焼かせるほど愛おしい
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遠い君の声に呼ばれた夕暮れにようやく泣いているのだと知る
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がむしゃらに 見よう見まねで やるだけよ 真似ることは学ぶ事ってね
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嗚呼ああ君と 距離を縮めた 有線は 繋がり恋しき 今やワイヤレス
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想像の世界でしかもう逢えないけど 想像できる人が貴方あなたで良かった
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ささやかに年金支給日楽しまん常よりひと品足して夕餉を
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ほたる見にゆきませうよとさそひ来る洗ひ髪よりしづく垂りつつ
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白昼夢 聞こゆは小川の せせらぎと 君の声だけ ただもう一度・・・
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お前の分だって俺が生きてやると今日も独りホッピーを抜く
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こんなオレ、なりたいオトナじゃなかったよね、幼き自分の写真に謝る
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桜餅 さくらの紅茶と 愉しむよ プラスチックの 葉っぱだけれど
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ラッシュ時にスマホ忘れて引き返す われ階段の瀧昇る鯉
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発車ベル過ぎて、母子がかけて乗り、優しくドア閉め、車掌の優しさ
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むらきもの 心うつせし言靈ことだま三十一文字みそひともじふる歌びと
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振り向けば去りゆく人の魂かとも 闇をうるおす蛍ただよう
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直接に繋がらずともその心つなげていたい遠距離恋愛ディスタンスラヴ
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君が居ぬ夜更けの音はペアリングしそこなったイヤホンの音
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大いなる河の始めの一滴はどこの誰だとせせらぎに問ふ
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せせらぎに色を映した紺碧の空には昼のまだ白い月
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まっさらな砂糖の山で梅ほどく 瓶へと初夏の香りを詰める
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色固くその身を結ぶ青梅はやがて香るさ 僕だって、そう
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見たことがないものは存在しないと笑っているしあわせな人
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「聞き違いじゃない?東京東京と鳴く山鳩は絶滅したわ」
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勝ち負けと組を、分ける意味あるの?余計なお世話さ!オレは俺!
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世の中に、美味しい話は、絶対ない!ほんとにあるなら、誰にも言わない!
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残念なニュースが、多い毎日で、 エンゼルス天使の快音、翔タイム
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父さんの吸うマルボロを貴方とのキスでなんとなく思い出して
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さわったら澱みが増えて沈みゆく仕組みですので留意ください
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歩くとき ぼくはいつでも車道側 きみは知ってる ぼくも知ってる
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かりこもの さみだる空の五月雨さみだりて との曇りたる麥秋むぎあき穗田ほだ
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