Utakata
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自分の中に溜まっていたものを載せます。
不安定な景色を探すかのように光る瞳を覗き込んだ
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この日々を暗い映画のようにしたい例えば少し泣いてみたいね
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空を飛ぶイメージで日々を生きてみて君の黒い羽根を落として
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飛ばないと言って翼が重くなる傍で滅びる光のかけら
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こんなにも美しい日はもうないと淡い花束を置き去りにする
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執拗なまでに何度も時刻表を眺めては暗い目をしていたね
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あの日ただあなたの動作を見たかった踏み込もうとは思わなかった
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もうじきに天使が火から現れて僕に一つの仮説をくれる
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遠くまで行かないように祈ってる 冷たい空気を吸っておやすみ
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宝物にするには少し足りないがいっそ消し去ることもできない
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追いつけはしないね。あなたの足跡が翼みたいに発光してる
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今でもまだやさしさが尽きるまで日差しのことを考えたいよ
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少しだけ君の心を言い当てる試みは失敗に終わった
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帯状の影が光に溶けるまで戦闘機を見上げている
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眠りから醒めても声を上げないと誓って。ナイフをきっと贈ろう
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澄明な水をすくってあなたへと撒いた亡霊はまた私だった
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「君は花」とか「光」とか聞くけれど僕には別の駆け去る何か
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夜明け前に発つと君が言う前に星をいくつか取っておきたい
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しばらくは口に含んでいたソーダ飲んでこれからプールに沈む
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眼裏で何度か花火が打ち上がる あまりに急な確信だった
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