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なにもないひとに与えたなにもかも 真夜中に呼ぶただひとつの名
7
爪の横深紅の粒がてらてらとささくれだけで得る宝石
3
大人になりたくない 君からあふれる赤黒いかたまり
2
諭吉さま一葉さまもおそろいでやはり新築の財布はいいでしょ
4
「桜子」と名付けられた子駆けていく娘と孫の待つ花の下
2
とちおとめこぼしたきみがあかくなり団子より花君が欲しい
4
図書室で 告られてたの 知ってたし 俺に望みが ある訳ないし
10
煮物する茄子を洗って切る前に ねこをひと撫で「すこー」と寝息
11
腫瘍になった傷みを引っ掻いた 賞味期限切れの夢
3
佐保川の川路桜の思い出を書き置きたしと友言い遺し
11
今日も出たスプーン投げの新記録 息子よごはん遊ばず食べて
16
麦わら帽 水着ジンベエ 三月で 夏の風吹く 西松屋かな
17
春雨が 潤す蕾に 宿るのは 生命の息吹 春を告げる
10
ぎこちないホケキョの囀り微笑まし春まだ浅い神社の杜で
20
セピア色麻疹の記載母子手帳五十手前の息子の記録
18
句を捻る 指折りながら 時戻る 足し算数える 小一の頃
8
頭ではクリアになっているのにな 何が涙を生んでいるのか
12
西の方 縋る思いは 人の業 白む東方 しらけるふたり
3
長雨が怠いねと母とラインする ヒトも怠いが ねこも眠たげ
12
なんとなく夢見のわるい日が続く 懐かしいだけの夢を見たいよ
15
菜種梅雨 名前で呼べば雨粒が煌めいてくる 言葉の魔法
20
緊張の
1
週間が 過ぎ去って 色づき始めた 桜の木々が
5
あと一歩春に躊躇し背景を塗り忘れたような景色は止まる
14
雨の中 自転車乗りは 合羽着て 歯医者に銀行 膝下浸水
8
音すれど人影の無い校庭に春休みらしさ感じつつ通る
12
〇〇がどうなるのかと気を揉みつ桜の咲かぬ春の日の寒む
9
僕と君 二つの青春が いつか また交わって 繋がる日まで
4
物価高 野菜売り場に勝者無し カボチャ見送り ネギ値切らせて
9
子の爪は切るが使命と心得るも「夜中だから」と我が爪はまた
10
傷付いてもまた立ち上げれかっ飛ばせドラマを超えた生きる伝説
6
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