かなしみを下敷きにしてしあわせの天からそそぐのを待っている
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水族すいぞくやかた 私は向いてない 床這ゆかはうゴキに 気づくはひと
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白濁の吐息を横目に 透明な言の葉、だんだん喉のたみへ
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砂つまみ 砂に放って 音がして 餌じゃないのに 鳩は集まる
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激病み担当大臣 就任す おい 国 俺に給料を出せ
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くるっぽと話しかけても飛んで去る 話も聞いてくれぬ鳩ども
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罅割ひびわれて 失われてく 思い出と 反比例して 増すは死にたさ
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夏の夜 どう足掻いても 繋がらぬ 僕とあなたと あとオリオン座
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ロマンスの神様願いを叶えて 指紋まみれの携帯電話
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コーヒーを冷ますふりして深呼吸 湯気と香りで涙を誤魔化せ
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夕立がざっと冷やしたアスファルト 梅雨明け前の最後のクール
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流星群 見てみたいなぁ 日没後 旦那は「都会ここじゃ見えんて」とつれない>うしかい座流星群
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覗く度君のアイコン捜してしまうイチミリさえも君は知らない
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風もなく 青竹しずむ 山の奥 わたしは何か 置いてきたまま
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「またうちに履歴書を送ったとして、あなたのことはまずは採らない」
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六月でもう梅雨明けって目が眩む 関東はなお曇天続け
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でかすぎるオオスズメバチのフィギュアを神保町に売りにいく初夏
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ほぼ無職に近いのかもしれないがそれでも生徒にごはんを炊く
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大阪高松和歌山と住んだ経験ある私 西の酷暑のいかばかりかを知る
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西日本梅雨が明けたの?蝉も鳴いたの? 早過ぎる夏 耐えていけるの?
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トパアズの涙さあほら拾いなよ食うに困らず生きていけるさ
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かのひとにやさしきひびもあったろうそうおもうこともゆるされぬのか
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ゆるされぬひとがゆくときかかわりしひとのおもいはどこへむかうか
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わからない感情がよくわからない言葉になってぽろぽろ落ちる
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有線のcan you hear me?に頷いて先刻沸いたお湯を見に行く
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祭りかな夕に花火がバンバンと行けやしないが知らせてくれる
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いつの日かつぶやくのかも 地球など愚かな星があったものねと
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木製のチェアに腰かけ見る雪の点々として赤い飾りが
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宝箱 開けない方がいいかもね その日に向けて仕舞ってるから
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冷たくて確固たりえて味もなく形としてのみそこにある石
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