Utakata
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憂
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ひとに見て貰うばかりが創作じゃねンだボケナス気張れ苦しめ
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デジカメの思い出繰りて終わる旅新幹線の侘しき独り
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「おもろいよ」この一言の幸いのために生きてる一月終わる
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豚骨の白にぶち込む大根菜合わんはずないわなそりゃ知ってた
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白球を空の彼方に放り投げ影追う独り呵々と笑う子
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「誰かから通知来てる!」と飛び起きたうきうき返せクソボケスパム
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信頼と移る眠気と緊張感ひとの寝息の内容成分
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ただひとつ冬のいいとこ噛みしめろ つゆ溢るみちみちの大根
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今家に銃と爆弾があります今年はサバゲ嗜みます故
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書き上げた葉書に這った悪筆をほっぺのシミの如睨み付け
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「ねぇ眼鏡見かけんかった?」と唱えればシーツの皺より生まれ出で
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湯飲みから尽きた宴の名残の香 無線機は眠りもう笑わない
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パチと鳴り何の音かと確かめる消し忘れた電気ひとりでに
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飲み込めず喉も動かず引っ込みもつかず腕組み いっぱいの水
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べき論が苦手なのですできるならもちとやらかく包んでおくれ
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父笑う「たらふく食え」と 平らげにゃどうせその笑みも消えるのだろ
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あの日まで実在せんと思ってた幻のおかあさん銀行
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暗がりの和室の隅でそっと待つひやりと冷えた御節と仏壇
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こちら側のどこからでも切れんから俺は嫌いだお前のことが
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翌年は改めなさい何事も「つまり」と纏むそのつまらなさ
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片手より両手の方が数え易い三十一文字が……あれ? 本当か?
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揺蕩った虹のころころ掬いとる魔法があるの、ほらちゃんと握って
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目覚ましと踊る埃と洗剤の花の香もはや年の瀬と知る
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こちら側のどこからでも切れねーし事も有ろうに眼に服に跳ね
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朝食時線香の骨選り分けし母のわははと味噌汁と湯気
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指先が触れるはずなき肌に触れ合わす手のひら褪せたステテコ
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白林檎のままの画面もう二度と思い出せない人たちのこと
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出でよ銀座のジャンボカスタードシュークリーム「はよう食え」と母より
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雅なる眉と安物剃刀と鏡と週末を睨みつけ
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必要に世話になってる身の上で不要にばかり有り難がって
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