淡坂
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投稿数
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三十一文字 みそひともじをこういう風に分けてみるのも面白いと思って
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立ち止まることも厭わぬ駆け引きの横断歩道すごく嫌いだ
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坂ふもと「帰っちゃうよ」と母が言い「帰ればいいさ」子が言い放ち
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晴れ空に靴紐が甲叩く音寄ると青へと変わる信号
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昔の人はまだ言葉なき思い出をよくぞ「思いが出でる」と名づけ
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一秒を焦って使い果たすほどよほど勿体ない気がしたの
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他人の歌読んだ自分も表現をしたい気持ちがあるような気が
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母の腹置いてきましたラーメン屋の定休日を調べる仕方
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五時の音がくだらん体を通り抜けこだわりなくてひと時身軽
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覚えにないガソリンスタンドのこと話してる母よそ目に車窓
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十二時の暗い風呂場の明かり窓のプリズムの、あの……夏の好き
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踏んづける花は血溜まり桜は死枝にまだらな傷口緑
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ひとに見て貰うばかりが創作じゃねンだボケナス気張れ苦しめ
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デジカメの思い出繰りて終わる旅新幹線の侘しき独り
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「おもろいよ」この一言の幸いのために生きてる一月終わる
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豚骨の白にぶち込む大根菜合わんはずないわなそりゃ知ってた
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白球を空の彼方に放り投げ影追う独り呵々と笑う子
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「誰かから通知来てる!」と飛び起きたうきうき返せクソボケスパム
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信頼と移る眠気と緊張感ひとの寝息の内容成分
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ただひとつ冬のいいとこ噛みしめろ つゆ溢るみちみちの大根
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今家に銃と爆弾があります今年はサバゲ嗜みます故
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書き上げた葉書に這った悪筆をほっぺのシミの如睨み付け
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「ねぇ眼鏡見かけんかった?」と唱えればシーツの皺より生まれ出で
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湯飲みから尽きた宴の名残の香 無線機は眠りもう笑わない
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パチと鳴り何の音かと確かめる消し忘れた電気ひとりでに
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飲み込めず喉も動かず引っ込みもつかず腕組み いっぱいの水
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べき論が苦手なのですできるならもちとやらかく包んでおくれ
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父笑う「たらふく食え」と 平らげにゃどうせその笑みも消えるのだろ
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あの日まで実在せんと思ってた幻のおかあさん銀行
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暗がりの和室の隅でそっと待つひやりと冷えた御節と仏壇
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