勝手口 眩い朝日 煌めいて 上映開始 幕は上がった
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久々に 日本列島 晴れ模様 縦断間近の 桜前線
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大好きなじゃじゃまる去って長男に大泣きされた懐かし思い出 /子育て太郎さまの短歌にて
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縫包ぬいぐるいだきつ籠る雛のまま年経りてなお世のおそろしき
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陽だまりが 洗濯物を 燃やす昼 溢れた珈琲 見つめる目
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願わくば 割るべく杯を 納めては 再会すべし この地この場で
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田園に啼きて撃たれし土鳩さへ巣立てぬ雛を喰殺しをり
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子供っぽい夫婦と言わば言ってくれ「火事にはなんない」と頬膨らす夫キミ>珍しく麺茹でてたから(笑)
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撮り鉄のカメラの先を目で追へば リニモにジブリのラッピングあり
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花粉よけ眼鏡越しでも どこまでも 青い青い空 雀も賑やか
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安易な共感で癒えない傷を 晒したまま黙して生きている
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春の午後水の止まった噴水に バシャンと響く水鳥の音
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Eテレも別れの季節スイちゃんよ 世の親たちが君にありがと
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好きだとか愛してるとかなくっても 彼の返信「月が綺麗ですね」
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窓開けて春風部屋に呼び入れる 青い空向き深呼吸する
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白色が似合うきみのことでしょうからきっと素敵な春をひらうよ
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久々の 春の青空 満喫に パトカーサイレン 鳴らしてくれるな
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冬靴下 衣替えかと思ったが やや肌寒く ラスト出番かも
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いそいそと 窓際定位置 まくらの上 ねこ待ち望んだ 本日晴天!
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寒空よ何処どこへ あなたは何処どこへ行く 取り残された 僕と春風
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こんなにも色んな材料羅列してお手軽カンタンレシピはないよね
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今日だけは花粉覚悟で窓を開け部屋いっぱいに晴れを満たそう
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人間のアナログだった性格は今や十六分割デジタル  多様性みらいの様相
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駆けてくる 君の笑顔に 魅せられど 想いは永遠に この胸の中
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この空が長持ちしないと知ってても見渡す限りの青空いいね
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かたくなな 心のすきに 振りおろす 水音みずおとよ鳴れ 金の鶴嘴つるはし
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窓越しの 晴天日差しは 眩しくも 三月下旬は まだ肌寒し
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菜種梅雨 明けて散歩の 行く先は 近所のスーパー ポイント三倍
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晴れた日に 届いた手紙の封を切る  懐かしき文字は あの頃にとき戻す
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寄り掛かる お前の寝顔が 無防備で 心拍数が 抑えきれない
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