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魂の消費期限が切れたころきみに言いたいおやすみなさいと
14
つらいから 笑ってふざけ ごまかして 耐えられないから笑うんだ
11
催事場で「冬は必ず春になる」と歌手は歌う 心に沁みた
19
肉親の死を味わえば何かが堕ちる
人間
(
ひと
)
の
性
(
さが
)
から在るべきものが
10
激痛が治まってさえくれたなら
円形
(
ハゲ
)
は出来ぬし鬱にもならぬ/線維筋痛症
17
催事ありサンタ帽子がずらりと並び人の世は経過してゆく
11
冬至の日夜回りする拍子木の音響く商店街
10
どうでもいいなら態度で示そうよ 手じゃなく空っぽ頭を叩こう
8
ネガティブになってるわけじゃなくってさこの現実こそ世界の真実
8
幸福の欠けらちらばる世界にてうっかり踏んだら痛いよ
硝子
(
ガラス
)
10
聖域よ引きこもりなる世俗語に騙されないで神の子BOY
11
母の作る 具沢山焼きそば(ただし柔らかめ)好物だが 白もつニラ焼きそばも捨て難し
13
湯に浸かり温まったら「つめた〜い」カルピスソーダ身体にしみる
9
たくさんの蕾のついた木がひとつ一ヶ月後は開くだろうか?
10
明るいしあなたは介護できるわよ
他人
(
ひと
)
には分からぬわたしの涙
32
強がりな自分も短歌詠む時は素直になれる寒空の下
14
三十一
(
みそひと
)
ぞあれば世界を
描
(
えが
)
き
得
(
う
)
る
今際
(
いまわ
)
の父の
文
(
ふみ
)
の
道
(
みち
)
ゆき
24
露天風呂琥珀色の湯風に揺れ白い湯気立ち景色を飾る
10
電気風呂腰をビリビリ刺激され蓄積疲労教わるようだ
10
信号の前で冷たい風が吹く温泉まではあと数分だ
9
身の程を知らぬ注文悔いる子に颯爽登場偉大なる父
7
入所中 句歌を綴りし父のメモ 開けぬままに命日が来る
19
さあ起きて顔を洗ってブラウスをマスカラはどこ?あなたに会える
7
之年
(
このとし
)
を語る
言
(
こと
)
の
葉
(
は
)
散りければ ただゆきの
音
(
ね
)
を
慰
(
なぐさ
)
みとせむ
16
しめじ切り フリーザーバッグに突っ込みて ねこおひるもやり(やっと)聖書をひらく>教会のクリスマス礼拝も行きたかったなぁ(風邪気味)
14
それぞれがスマホ見ながら過ごしてる 家族三人土曜日の午後
13
君が柚子うっかり湯船で搾るから 股間ヒリヒリ冬至の思い出
9
柚子玉をおもちゃにしながら湯につかるこの
10
分でひと冬の分
27
自動車の運転席が中央にあっても良いと思うのだけど
15
マッサージしてあげるって言たのに爪が長くて慌てて切る朝
6
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