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四季を香で感じる我が秋だけは肩の重さで感じ入るなり
15
呪はるる國民たるを耐へず戰争の責任転嫁さる 死者へ
5
国語だけ取り柄となった高校生テストで満点有頂天/題『学校』
10
君去りて寂しさばかりが募る日々我も追い付くその道辿り/題『ポエマー』
6
初霜の季節にお陽さま欲しがるが暑さに汗かきゃ時雨が恋し
7
亡き母の遺影に顔向けできもせず我仕事無きこの世に居ず
6
歌碑のそば泰山木にかしずきて
木槿
(
むくげ
)
の白の清けき夕暮れ \ 前田夕暮の歌碑
18
千里寄せくる海の気を 吸いて魔物となりにけり(台風は海の子)
7
おおかぜが千里の波濤を越え来たる 渦の瞳を鈍く光らせ
6
まどろみて夢に見ゆるは黒髪に隠れた君の白きうなじかな
6
盆過ぎて孫らの帰りを見送れば
妻
(
きみ
)
の肩からサロンパス臭
20
私へのあなたの気持ちはただの「恋」 私の恋は、悲しみの「孤悲」/『万葉集』の「恋(孤悲)」の表記から
8
日本に稲作文化のなかりせば卑弥呼もおらず万葉集さへ
4
二回目で角砂糖抜き覚えられ早や常連になった気がして/丸福珈琲店にて
15
熱が出て良かった これで堂々と言える「本日お休みします」
8
頭から手足が生えた子供の絵どれもがみんな優しい笑顔/頭足人を詠む
12
あと少しもうあと少しで射抜かれる 私の心は障子みたい
8
飛び降りれば死ねる高さに住みながらどうして一歩踏み出せぬのか
3
ねえかみさま 二度とわたしを描かないで ほら右手出せ、へし折ってやる
3
わたしには怒りだけ 怒りがあればそれでいいから、あとはいらない
3
「めっちゃ上手い!プロになれるよ、ほんとマジ!」賞賛するなら仕事をください
6
どん底が過去になるように病室が未来にならないとも限らない
7
似合う花 最後にあげて終えたくて 花屋を一周 手ぶらのまんま
8
そういえば星占いも見てないわ わたしのぶんもあいつのぶんも
5
世の人に媚びへつらわず正直にそんな母娘を救う人あり
17
完璧を演じるアイドル眺めつつ ぼんやり願う イデア界入り
5
閑さや 天使が通り過ぎたので 見惚れるばかりの蝉の脱け殻
9
誰も悪くないのに空気悪くなる 逆空気清浄機なぼくら
9
誰かへの助けの言葉届かずに陰に堕ちるは自分自身で
6
ああすればよかった、っていう後悔は イカリにならない 航海に出ろ
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