タンタムトタンタムトントタムトント恵みの音を惜しげなく雨
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ネクタイ崩してひかりをつけるエースのあの子は白球と笑う
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「次もまた来てくれるよね?」と言質取られ言葉を濁す隙間をさがす
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バスを見てLEDが多いなと方向幕よ永遠に在れ
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一刻も早くあなたに会いたいの夜の七時に待ち合わせする
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帰宅後に化粧落として素顔になる今の私はすっきりしてる
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バス見つけ記録を取ると君が言う誰の影響受けたのだろうか
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演劇を見て初めて知る描き方心の描写はとても繊細
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あんなにも望んで行った職場だが私の席はもうどこにもない
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真夜中に癇癪起こし涙するいつまで経っても治らない癖
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今日からは一行日記始めてみる区切りの良い日四月一日
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朝起きて机に向かい手帳書く今日はどんな一日にしよう
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辻利の茶守破離しゅはりの精神究めつつ作った品々努力の賜物
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あの人に会いに行くため黄泉の国 ご飯も一緒に食べたんだ あっ
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自分の性どっちにしたって社会では生きられなさそうだから真ん中
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昼寝 何もなくてもよくないですか 保健室の磔マイメロ
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「君のことまだまだ全然知らないね」知らない笑みにまた恋をする
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絶対にしてはいけないことがある、戦争、差別に、いじめ、虐待、 誰かを悲しませ、苦しめること
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どうしても、見抜けなかったキミの心、いや、見ていなかったキミの心
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お手紙の返事がLINEの時代でも へたな字くれる 君が好きだよ 
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いたずらで タンクに砂糖 入れられて 見るも無残な 単車離別に
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好きなのはばんそうこうじゃなくってさ あなたが触れてくれることです
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ちいさくてかわいいものよ ウチの老犬よ ウチの子はずっとウチの子のまま
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だしぬけに浮かぶあの日の発言になんて愚かと動悸と目眩
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半身をぬらしてきみの差し掛くる傘にはいれば世界はふたり
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この街で あなたに出会い 見送った  見慣れた夜に 初めての月
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「死ぬならば愚かに死んだほうが良い」口癖の君 僕を庇いて
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創作の 閃き来たり いざ着手 指のペンだこ また膨らむよ
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もし君がうれいに沈み悩む時、僕が寄り添いゆうに変えたい
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長雨に湿ったこころ乾かして 雲の切れ間にほととぎす鳴く
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