Utakata
登録
Login
サイトのご案内
のねママ
フォロー
14
フォロワー
14
投稿数
13
からっ風 ものともせずに ボール蹴る 半袖の子等 弾む声聞く
17
吾に声 掛けし笑顔の 看護師は 「十五の春」の 面影残せり
11
身体の「経年劣化」
凹
(
へこ
)
む日に 春の香届く 古木の梅花
14
胸迫る あの
夜
(
よ
)
の電話 父の声 今年で
10
年 記事読みし朝
14
遺された 毛糸で膝掛け 編む夜は 胸に去来す あの日の笑顔
19
人波を 縫いし進めば 目の前に
水面
(
みなも
)
揺らめく 睡蓮の池
19
夏越した シクラメンの 株元で 冬に向いて 伸び立つ花芽
15
古楽界 最高峰が 奏でたる 心沁み入る 通奏低音
12
晴れ着着た
小
(
ち
)
さき手を取り 踏む砂利は 人生時計 秒針の音
17
植物園
帷
(
とばり
)
がおりて 始まるは 樹々と光が 織りなすステージ
12
人類の進歩と調和 時を経て 生命の樹は 吾に語れり
11
呼応する 光と樹々に
誘
(
いざな
)
われ 踏み入りたるは 幻想空間
12
彼岸花 縁取る
黄金
(
こがね
)
の 水田に 微笑み浮かべ まどろむ亀石
15