病を得て隣人となりの友は施設へと居住を移す紫陽花の時
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孫の顔早く見せろと母が言うボケちゃってるわわたしは喜寿よ
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爽やかな朝の散歩でヘルメット拾って見たら中詰まってた
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ひとつづつ かたづけて得る たっせいかん もえないごみの日 もえるわたくし /オハヨー \ (^.^) /^
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空蝉の 人の命も はかなかれ 厭世主義者の あさまし戯言
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8年目 笑い皺よる 君といて 僕の笑顔も 同じようかな
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明け方に眠るあなたを抱きしめて 寝息を聞いて わたしもねむる
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あたたかな きみの重みを 膝に受け 岸辺のうらら 春に微睡む
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朝風呂のなんと気持ちのよいことかさっぱりとして今日を過ごそう
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ぼうっとする寝起きの身体無理に起こしシャワーを浴びて温まる朝
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目元まで長く伸びた前髪を邪魔だと言いつつ伸ばしたくもなる
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息深く肺に入れようたっぷりと酸素を吸い込み今日も生きる
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眠る君横顔美し寝息立てまつ毛の長さを綺麗だと言う
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お出かけを楽しみに待つ君に言うもう二度とない桜を見せて
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赤味噌の味噌汁飲んで一息つくこの瞬間がいちばん大事
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夏が来た限りなく広い青空の入道雲で天気を予測
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忙しなく巡る季節に置いてかれ私は未だに流氷に乗る
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俺たちと 一人称で 括られた 二人は今も 待ち合わせする
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桜咲く並木路を闊歩する今日の私はイキイキしてる
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すっくりと咲いた隣の立葵陽当りいいがうちのは咲かぬ
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エンタメのページターナー長編を探していますああ浸りたい
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反抗期 知らずのひとは 気をつけて いつか火を噴く 休火山かも
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母さんの 優しい愛に くるまれて 悪意知らない ぼく、三十路となる
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鳥たちは翼を広げ天を舞う されど短命ぼくは地を
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生きがいのない人生はモノクロでただひたすらに息がしづらい
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胃薬とビオフェルミンをカバンに入れ あすも一日大学へゆく
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ここ最近調子が上がらぬ日が続き どうしてだろうとぐるぐる悩む
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希望とか夢とか愛とか恐怖とか 全て忘れたような海底
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若い頃何でもできた気がしたと聞いた十代どう思えば良い?
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なにもかもねてしまおうとする女とスマホをふたつもつ男
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