八朔
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日々の拙い詩を。

ふたりだけの秘密だよって言う君のしたり顔にやられた春
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本音と建前の間を泳ぐ魚みたいなココロとコトバ
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ゆらゆらと踊る景色に魅せられて茹だる暑さに瞼を閉じる
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ひとりきり佇むホームに舞い落ちる雪をあなたも見ていますか
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母を背に夜へ飛び立つ若人よ誰より強く優しく生きよ
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テーブルでいくら世界を描いても絵空はきまって催涙雨
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新学期から逃げるようにマチュピチュの頂まで羽ばたいていく
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フィアンセの徐行運転 やさしさが蕩けて滲むマジックアワー
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歌わない目覚まし時計 睡眠よ毛布とともにあらんことを。
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サプライズに気が付かない君の綺麗な涙が笑顔に輝く
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君のことを大切にしない人なんて寝つきが悪くなればいい。
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「りょ」って入力したら「了解」って予測変換で出てくるでしょう?
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銃声の前に足が竦む 静寂を駆けるわたしは負けない
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ちょっといいお肉のカリー じゃがいもで腹がふくれて残念無念
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落葉が夕陽と重なり溶け合った空はだいたい橙だい
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ゾッとしてみたいなんてわたしを見てから同じことが言えるかしら
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白昼夢 まだ制服を着た僕が白球を追う 血の味がする
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脈々と受け継がれてきた 目玉焼きには焼肉のタレって変?
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ふわりと宙に浮いた紙片と日陰でくすぶる私は同類項
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かき氷食べに行こうって煮えたぎる鍋の前で言われても草
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ドアノブ回したら取れちゃってあっという間に開かずの間できあがり
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「ゔぇ!?」って君の前で変な声出しちゃった 穴があったら埋まりたい
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「オウンゴールじゃ素直に喜べないね」淋しく光るやさしさ、恋。
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あなた一瞬で華やいだの 儚いサクラ色の生き様をみる
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二重跳びができた瞬間 止まって見えた世界はノスタルジー
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月が綺麗ですねって言いたい夜に限って雲が出ていますね
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手渡された古書に残るぬくもり 彼方のいのちに思いを馳せる
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火起こしをしてやりすごす。君の隣だから暑いの? これが恋なの?
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筆箱はカバンの中にあるだろうと思っていた私を恨む
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靴を履くまで忘れていたけれど 鏡に映ったパジャマの私
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