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不調さへ歌をうたいて超えようと腹の底より声放つのだ
16
リンゴ酢と梅肉入りの飴ちゃんで体を起動さすダルい春
29
夜熱海 想う可惜夜 横顔に
7
春なのか冬の残滓の中なのか三寒四温の
V
A
R
を
14
音楽を止めて地元を歩いたら意外と静かで意外と寂しい
15
聴こえたの だからわたしはここにいる きみよ見つけてはやく気づいて
4
悠久を生き延びてただひたすらにあなたのもとに帰りたかった
4
感触のかけら 集めて縒り合わせ作り上げたるときの楽しさ
11
中腹を越して麓にかかる雲あの辺りなら歩いて行ける
20
逆向きの席の電車でぐんぐんとバックする先 旧友が待つ
26
衣替え 心ときめき 春ですよ 桃色桜 春の宵 くれないもえる 梅の花
6
不調には特効薬の眠りあり暫し突っ伏す昼の楽園
10
日溜まりの テラスに留まる 夫婦鳩 微笑み溢れ 相身互い 春うらら
6
ラーメンを食む君のメガネが曇る 何なんだろうこのときめきは
9
甘酒の麹の粒を噛み潰し苦虫の味中和させてる
7
昼下がり君と繋がる10分間もう5分間延長させて
5
円安で物価高騰が止まらない一般庶民はエンエンと泣いている お題:「円」
3
憧れは 憧れのまま 遠ざかり 再び行けぬ 「黒の教会」 /ルーマニア ブラショフ黒教会2016年7月
10
横浜で 俺を押し退け 乗ったヤツ 相模湖行くの? それ横浜線よ
5
どの音が いづれの鍵か 分かねども 手足の動き 見れど飽かなくに /イヴ・レヒシュタイナーのパイプオルガン演奏
8
落ちそうに 腰をずらして 足鍵盤 踏む足捌き 後ろより見る /イヴ・レヒシュタイナーのパイプオルガン演奏
7
北山に 春を告ぐべく 雷のごと ホール響(とよ)もす オルガンの声 /京都コンサートホールパイプオルガン演奏
13
イランには イランの論理 ミサイルの 届くはずなき イスラムの法
13
人馴れて 膝にも乗りし チャイハナの 猫し思ほゆ 空爆ののち /ゴレスタン宮殿チャイナハナ2016年10月
6
木漏れ日に 似たやさしさと 笑みだけが 今も私を 閉じ込めている
10
コート
纏
(
まと
)
ひ 凍て返る通勤路行かば
氷雨
(
ひさめ
)
に打たるる散りし紅梅
33
久方の光に染める影なれば濃き紫の移ろひもなし
7
眩しくて目を閉じていても青いまま 影の輪郭黒く濃く浮く
10
広げたり狭めたりしてその視野に囚われるより目玉シールを
6
刺激だぜ!何は無くても刺激だぜ!ところでアンタ刺激ってナニ
6
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