Utakata
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明日香の風
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短歌を始めたばかりの初心者です。どうぞよろしくお願いします。短歌を好きになっていきたいです。
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夕焼けの冴えわたる空赤いほど切なさ募り家路を急ぐ
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年賀状 やめると思うと寂しくて お元気ですかとまたペンを取る
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夕暮れにイルミネーション点灯し師走の街に銀河広がる
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切なくて眠れぬ夜は思い出を揺りかごにして少しまどろむ
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風は止み空から舞い散る初雪を君に知らせる冬の愉しみ
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耳澄まし森の鼓動に触れてみる木漏れ日の中ゆっくり一人で
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旅に出て過去のこだわり遠ざかる 車窓を流れる景色のように
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三日ぶり 些細な喧嘩止めにして 二人の好きなプリン2つ買う
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もし君が北風だったら空を舞う 枯葉になってダンスを踊る
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遠景に山の頂上見え始め 駆け出す子らに落ち葉散らばる
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ジャムの香のかすかに残る空き瓶にコスモス挿して秋を愉しむ
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秋の雲 自由自在に姿変え 詩人のように季節をうたう
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熱々の肉まんひとつ君と分け ぶらぶら歩く紅葉の街
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病とは長い付き合い四季巡り 友になれずも一緒に生きる
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ドアの鍵 内から閉まる音響き 見送る愛のないことを知る
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母のこと 褒めることなく 雲となり 数ある長所 空につぶやく
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さり気なく身支度何度も確認し 改札口で君を待つ夜
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一人旅 自由気ままな旅情でも 夕飯時には 人恋しくなる
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無言なのは美味しいことと解釈し 朝に晩にと食事を作る
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夕空はグラデーションに変化して波打つように星を迎える
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ティファニーの箱とリボンは捨てられず少女の憧れ今ここに在る
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人はみな消せない過去と後悔をたずさえながら明日へと向かう
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ポケットに繋いだ手と手そっと入れ 歩く時間が愛しかった冬
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やっと秋 出番待ってた布団干し とろけて眠る 月夜の至福
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終電を しきりに気にする姿見て 消えゆく愛を せつなく察す
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月のもと あなたの顔に頬をよせ 肩越しに見た 東京タワー
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デパ地下に特選おせち並びだしはや十月に年の瀬のにぎわい
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砂の城 潮が満ちれば 崩れると 気づいた吾子が 水際で泣く
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夜のカフェ 安らぎ求め集う人 今日の疲れを ここに置き去る
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無情にも破れたハートを癒したい そばにいさせてきみ眠るまで
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