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桃色の河津桜の連なりてカップ掠める白球 そよぐ
18
飛ばぬのはクラブのせいと言い訳す 風のせいさと言い張る朋と
12
雪解けの水は盈ちたり千曲川 頒けて欲しかな乾きのダムへ
24
テーブルの上で応援歌の合唱 仕事頑張る君を知ってる
4
インクの
香
(
か
)
フェロモン辿る本の虫 活字の森にお花摘んでる
17
軽井沢しらかば林の名残り雪 眼を灼くほどに反射する白
24
枯れ草の 生い茂る地に 風吹きて 復興の種 蒔かれたりおり
11
弥生晴れ浅間の山の綿帽子 散りた綿毛かこぶし花咲く
21
今朝はまた気圧配置に救われた昇る朝陽よ我の援軍
11
ビル風にコートの襟をかきよせる 大気はなおも警策を打つ
20
雨音は されど水しぶき立つ道路 大小兼ねた交響楽
12
啓蟄の近し今宵は
十六夜
(
いざよい
)
の
明
(
さや
)
か 雨の
昨夜
(
よべ
)
は ワームムーン
29
ストレートなげてしまったまっすぐな月を見てたらいてもたまらず
15
履歴書に貼った写真は笑ってた。その時は未来を知らなかったから。
11
「お互いにブスは損だね」そんなLINE受け取り私は強い酒飲む。
10
祖父がくれた無印良品の袋にはヘルパーさんが握ったおにぎりが。
5
靴下が意外と派手なことを知る。何気なく組み替えられたその脚。
8
今日の空は、あの頃毎日保健室の窓から見ていた空と同じだ。
8
「さよなら」と送ったスマホが、枕元、一瞬震えて再び静寂。
4
充電がなくなりそうだ。あの人のx閉じて、星でも見よう。
6
ピーピーと 鳴く椋鳥に 「うっせぇー」と 怒鳴るおっさん あなたがうるさいです
9
目の前の美し顔のおんなの娘 鼻すする時ちょっと変顔
15
ひな壇のかたづけられし和室には神棚と仏壇のみが鎮座す
10
油価騰がり陰で笑うはたれあらん バーコード髪風になびかせ
15
しわよせて僕の話で嫌な顔、しないで欲しいブラジルにいても
3
満開の 梅花散らすは春疾風 寒の戻りに雪雲連れて
27
勝ち負けを越えて抱き合うライバルに雪光り満つ五輪を想ふ
28
春寒の氷雨に一輪椿咲く 風に揺れつつ白無垢の雛 (3/3)
32
「ご無事でね」東京四時に春星はミルクになって今日へ溶けてく
14
オペ成功!拍手喝采鳴り止まぬ 脳内学会総立ちの夜/とてんからさんのピカー好き過ぎて二次創作
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