数年後わたしはきっと今日の日をもう一度だけ触りたくなる
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「批判マン」って怖いなぁ 他人より自分の畑を耕さなくちゃ
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森林のざわめきのした裸になり極楽の如き寝湯に浸かる
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味噌汁が待ちくたびれてしまったね  鰈の骨を避けてる間に
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夕焼けをおおう雨雲 蝉時雨せみしぐれ響く 小止みの街の十六夜いざよい
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夢の中にいるんだそうだそのはずだ 僕を見た人そう思うかな
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夢の中みたいな画質のこの空で 僕はだんだん夢に近づく
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トマト枯れ 空いたところに 半額の ヒョロきゅうり苗 植えたらすくすく
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なぁるほど リアルもネットも目立ったら やっぱり攻撃されちゃうんだね
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泣き叫び床に転がり駄々こねてそれでもわたし許されたかな
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転がりて爆発しそうな花火玉 Utakataここで息づく歌に救われ
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日常に馴染んだ光景異国人 彼らも日本を支えてるんだね
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雨音を 聴きつつ会議 白熱し 皆の眼差し 暑さを忘れ
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六つの吾待つことだけができること「ねえおかあさんわたしはここよ」
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なによそれちっぽけな罪悪感ね そんなゴミ屑押し付けないで
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この店で お昼食べるの 最後だし धन्यवादと 言ってみようか
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仲間との 静かな店で 語りあう 酒は進むも 我明日仕事
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苦しさも楽しいことの一部だったと思える今が少し寂しい
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ゴーヤーの下準備して うとうとと 炊飯器の音きいてる ねこ母(今夜はチャンプルー)
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冷房の 効いた店での おつまみは 熱々おでん 夏の贅沢
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マンジャロがいいのよという新しき友、私はもう少し頑張る
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よく食ってだらだら寝たら不意に頭痛 雨を恨むか我を恨むか
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後輩のわきまえのない振る舞いを来た道と思い、黙って見ている
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青時雨 さらう鈍色の河 滔々と 遠くに聞きて食う 母の玉子甘し
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年経ても噛んだ記憶は苦々し 久しき盆に鬼灯が鳴る
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酔狂は我一人かと思いきや 土砂降りのなか五人が泳ぎ
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青紅葉 雨滴をはじき水遊び 柔らかな手は 嬰児みどりごのごと
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れいぞうこ よるは閉めっきり にく凍る 朝からカレー 夏休みみたい
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ボンヌイも ボンボヤージュも 仏蘭西語 やっぱほとけに かんけいあるじゃん \盂蘭盆会
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今ひとつドラマチックになりきれぬ 我が日常たいくつもいつか青春おもいで
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