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行く道も 向かう所も 其々が 決めるところに すべての理由
4
ひたすらに 天を仰ぎて 弛まずに 義を行えば 悩むことなし
4
学生服 友と
燥
(
はしゃ
)
いだ あの頃に もう戻れない 戻りたくても
36
店先で見つけたタラの芽フキノトウ 春を彩る食卓に添え
23
気味悪い 罪の泥沼 渡り船 下を覗けば 呑み込まれそう
3
『羽衣』の 「クセ」始まりて やうやうに 朝より続く 鬱がおさまる /謡曲『羽衣』
9
「相棒」の最終回の予告見て 春が来るんだ毎年想う
36
信じてる 信じてるふりしてるだけ その区別は 神のみぞ知る
5
しっかりと 窓を閉めても 聞こえ来る 金切り声に 今朝は苛立つ
10
向こうより 近づいて来る 小面が すれ違う頃 山姥になる /能面の女
11
膀胱を 空っぽにして 家を出で 身は飄々と 野辺の径行く
7
某証券 騙るメールが 寝てる間に 欠かさず届き 朝が始まる
12
そないこと やばうないかと 耳打ちし 鼻毛抜くボスへ ちらと目をやる
6
啓蟄の 鼻毛抜く是非 白熱し もう間にあわぬ 切迫性○○
7
啓蟄 の虫の如くに 退院す(俳句) /毛虫の如く 嫌われぬよう(付句)
10
はからずも一人の時間ネトフリでサザンの曲のボリューム上げて
24
鶏肉を切る頃ちゃんと溶けているぐらいの春がお勝手来てた
22
花粉飛ぶ春もいいよね 辛いこと あった日も涙ごまかせるから
21
沈みたる気乗りのせぬ日ネトフリでサザンのおじさんパワーいただく
20
摩天楼 上から眺める 下界では 人の
業
(
ごう
)
が 横せり
7
レモネードひと息飲み干す 早春の微睡み覚めし夢こそ清く
19
朝食の支度のじゃまを やめたねこ 楽だけれどね らしくないんだ
25
うらやまし、おばちゃんたちはカンパイって 駅弁アテに朝ビール呑み
21
一打差も勝てば嬉しき負け悔し 飛ばぬ白球止まらぬ破顔
16
桃色の河津桜の連なりてカップ掠める白球 そよぐ
18
飛ばぬのはクラブのせいと言い訳す 風のせいさと言い張る朋と
12
雪解けの水は盈ちたり千曲川 頒けて欲しかな乾きのダムへ
24
テーブルの上で応援歌の合唱 仕事頑張る君を知ってる
4
インクの
香
(
か
)
フェロモン辿る本の虫 活字の森にお花摘んでる
17
軽井沢しらかば林の名残り雪 眼を灼くほどに反射する白
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