承認の ために詠んでる わけじゃない あたしのために 詠んでるだけよ
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嫌なこと 一日たてば 半分に 三日もたてば 残骸となる
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懐を 開いていれば 投げ槍も 肉に刺さらず 栄養になる
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愛すれば 苦手意識は 遠ざかり 理解が進む すべてのことで
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今やもう 嫌なことでも 耐え忍び 嫌な人でも 愛するレベル
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それでなお 辞めてたまるか 人間は 死んでたまるか あきらめないで
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自らの 招いた罪に 苛まれ 心沈んで 笑顔も絶えて
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大荒れに 荒れた心が 収まれば 恥ずかしいやら 情けないやら
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右膝のロコアテープの張り痕に高齢者たるを自覚させらる
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既に読んだ本、1〜2年ぶりに読み返すと、また違った面で新鮮に感動‼️
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三連休明け、さすが始発は🈵でも次駅で、ホット座れた
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まだまだ蒸し暑い、始発前ホーム、秋はまだ来ないようだ。
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炊きたての 栗御飯の湯気 匂い立つ 今日は十五夜 秋が深まる
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里芋の 大きな葉っぱに 朝露が キラリと光り スルリと落ちる
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夕闇に 十五夜の月 見え隠れ 恥ずかしそうに 雲の切れ間に
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一日ひとひだけ笑みのこぼれる桃色の芙蓉の花と背くらべする \ 敬老の日
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卒業の単位不足に青ざめて飛び起きる夢 老いてなお見る
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古本の擦れて黄ばんだページには私の過去も染み込んでいる
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何となく浮かんだ歌は好きなのに苦労して詠んだの今ひとつ
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人間に似せて作ったロボットのきっと直線的な内臓
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着崩れてちらつくあなたの胸元にほくろがあったという驚き
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螽斯キリギリス飛蝗バッタと何が違うのか 壁の客人きみはどちらか? /外に逃がしました
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裏切られ、赦せぬ君をだ好きで 嫌えるまでは会いに行かない /推し
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思い出す学生時代の七不思議麺三本ずつ食むお嬢様
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あの子ってくしゃみがぶりっ子男受け狙った響く乾く季節に
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ふれずとも 割れなば割れて 散るものを ふしぎのままに わだかまるもの
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雨のあと あきあかねきて 見あかねど みずの浅きは あだとならずや
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ついえてもこの深更に何人なんびとか救済叫ぶ気配ありなん
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画材屋でテンション上がって時忘る君進む道光って見えた
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人の世の最たる罪は「分かる」こと 傷口を圧しじる傲慢
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