リュックをね、腰まで下げて 歩く学生、姿勢の悪さ、将来、心配
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今日もまた、ジョークつぶやき、 ウケないで、あたしの言霊、さまようオフィス
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煮浸しの茄子色なすいろきれいに出せたならそれだけできっとい日に変わる
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足早に軒下走るオナガドリ首を傾げて「雨上がったか?」
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差し呑みは親しい人の半生を酒の肴に杯を重ねる
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唾つけて指湿らせて袋出す 見ていた子ども「何食べてるの?」
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赦されるために羊をささげたの もっと優しい祀りを求めて
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梅雨の中、かすかに晴れ間、久しぶり、見えた青空、そのままでいて
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ケロケロとかえるの合唱騒がしく、 お前たちにも、不満があるのか
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梅雨晴れ間、和らぐ日差し届きけり、お天道様のありがたきかな
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洗濯が 乾くと期待の 今朝の空 朝食とりつつ 外を眺める
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最近はおっきな幸せないけれど ちっちゃい幸せコツコツ貯める
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招き猫 コップのうしろに 隠れてた 福が来ないよ 顔を見せてね
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夢にさへ隣に在らぬ面影を 求めて二度寝 休日の朝
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世の中の仕事に全て意味があり、 誰もがみんな、エッセンシャルワーカー
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雨あがり、傘閉じ歩く並木道、風吹き、葉しずく落ちて、ずぶ濡れ
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占いは、最下位、最悪と出たけれど、気持ちの持ち方ひとつと、言い聞かせる
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運がいい、それは違うよ、自分の努力、ガチャが、何だよ、己を信じよ
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ちょっとした惨事が予想されなくもないが全く力が出ない
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どんぐりの 背比べしては 安堵する 特別じゃなく 普通でありたい
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人は皆 不幸にすがり 生きている 他人ひとの不幸と 比べて安堵
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気づかない フリをするほど 強くなる 痛みを今日も ムシしてしのぐ
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ばあちゃんが 枕元立ち 妹が案じて来たよ 本厄だからか。
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いまはただ 思ひせつなき 短歌うたばかり また楽しげに 詠む日もくるさ
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くたびれて 湯水の如く 短歌うたを詠み ほんのわずかの ガス抜きとする
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ぼっちじゃない、きりでもないんだ、人生は、心開けば聞こえる 優しさ
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真昼ほど月が綺麗なときはないと涙色に滲む月影
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地下だから隣にいるのに届かない届かないのはラインか心か
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この歌のネタになりそうふわふわと浮かんでは消え浮かんでは消え
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よりもっと見ておけばよかったと思うほど表情が変わる君は素敵
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