灯屋  フォロー 23 フォロワー 21 投稿数 125

繋がりが有るのか無いのか知らないけれど、きっと皆繋がってるんじゃないかな。きっとそうだよね。15歳高1。

濁りつつ僕らを映す水たまり 駆けて飛び越え終わりくる夏 

水滴が煮立った油で跳ねたよに 七年前は何してた と 蟬 

少しだけ仲良くなった塾友がカンニングしたと澄んだ目で言う 

暮れかかりひとけがなくなる教室の僕の席には僕すらいない 

喧騒と昼の放送聴くふりで君をみている一時十分 

小利口な口上ばかり上手くなり喉仏には恥といふ文字 

空き地にてWiiではあり得ぬ友の情「やめろよ磯野」と中島がいう 

弱虫な僕に生まれて良かったよ逃げれば何度も闘えるから 

飽きという季節がくるとは気づかずに走りすぎたね君と僕とは 

好きだよと言えば僕から離れてく その確かさで黒板を拭く 

雨孕む不機嫌な雲に飛び乗ってオリーブ咥えた白鳩放つ 

ため息のようなもの吐くらんちゅうが僕の顔見てバカねと笑う 

ふっくらと憂いを帯びた白蓮は波寄られてもなお人見知り 

手を伸ばし指先に触れキンと鳴る 弾む夏の大三角形 

草刈りの青い匂いが部屋に舞い紫陽花白く夏が居座る 

君が呼ぶ僕の名前は水素とか酸素の仲間に入り混じるもの 

とばり降り月の光もない夜の街灯回る蛾の宿命は 

老害と耳にするたび胸萎む 僕に関数教える祖父は 

頼むから藤井聡太と比較すなDNAから違うぞなもし 

各知事のマスクのセンス批評する暇があるなら掃除せよ母 

好きなとこ果てなく言える君のこと そんな自分も好きだ青空 

小児から喘息は友 鼻セレブ共に携え 友とママチャリ 

グランドにへばりついてる古雑誌興味そそるが自制自制、と 

地を這うは銀河の如し朝顔でしゃなりしゃなりと星型の花 

膝の上陽だまりできて君からの手紙置いたら向日葵になる 

吹き抜けの窓からのぞく半月が らしく生きよと僕にささやく 

テーブルにセットされるは素麺と母のギラつく美顔ローラー 

輪郭がぼやけるほどの優しさとアイスノンミスト携えてゆく 

靴紐を縛りなおして君の手をつかんで走るまずは明日まで 

姪っ子とケンケンパーをしてるから先行くカップル羨ましくない