灯屋  フォロー 23 フォロワー 25 投稿数 172

繋がりが有るのか無いのか知らないけれど、きっと皆繋がってるんじゃないかな。きっとそうだよね。15歳高1。

名も知らぬ虫が鳴いてる途切れつつ 命短し秋の入り口 

母さんが迎えに来るまで十五分 二人になれる九月雨の日 

握る手は運命線に接してるスマホの中の消せないLINE 

ねぇねぇ、と君が呼ぶ声甘くって 君の抗体獲得できない 

水溜まり信号の赤反射する 君が来ないと息が痛いよ 

君の目が瞬きをする瞬間に生きてると思う新鮮なほど 

サルビアは恋などしてもしなくても夢など見てもみなくとも 紅 

夕焼けが合図なんだねとんぼたち 山へ帰るの すすきは寂しい 

指丸め のぞくと淡い月があり心は銀河を旅する秋の夜 

ご破算に願いましては 好きだよと言えず終いの馬鹿な自分を 

放課後に君のスマホが震えてた 急く指先は誰のためなの 

膝にのる老猫あくびをして去れり 気付けば肉球ふよふよとなり 

ハンバーガー親友の愚痴聞きながら笑い話にもってけたら勝ち 

歳とった猫しょぼしょぼと膝に乗る あぁ小春日と あごの下掻く 

あじさいの白さが移り透きとおり やがてやさしさだけになりたい 

寂しさはさよならじゃなくその後の ひとり眺める夕焼けなんだ 

朝静か花なき百合の葉の上で露を朝食あさげにす てんとう虫 

この先は白いうさぎがかけてきてアリスのいそうな新緑の森 

ビルの上 空の蒼さに立ちすくむ 皆顔のない教室へいざ 

君はみて声を上げたね流れ星 僕の願いは叶えられたよ 

鈴虫を柔くにぎって包み込み 月の高さでよき声を聴く 

流れ星見つけし僕の願いごと 何ひとつ叶えてくれぬ夜 

冷えている麦茶をのむとさらさらと ぼくの体はせせらぎになる 

濃厚に接触したる蚊を叩き 噴水の飛沫浴びて帰れり 

箸先でまろぶはサラダのプチトマト朝日の熱を編み込んで食む 

手を洗い令和二年の葉月尽く 木のスプーンにて氷菓も締める 

さわったら すいかってやつ いきてたの あたしねこだし すいかこわいし 

すれ違うそのたび胸に灯がともるぼくの前世はきっと夕焼け 

いつだって夜には星がありました 濁らないまま生きていけたら 

猫になり喉をグルグル鳴らしつつ「お利口ね」とか言われる暮らし