灯屋  フォロー 52 フォロワー 51 投稿数 340

きっと皆んな繋がってるよね。15歳高1。

てきとうという概念しかもたぬ吾 肅々ときょうもてきとうをこなす 

舌の根を渇かす意味はもう無いよ 君を好きだと知ってのことだろ 

牡丹雪ポケットに入れ帰り道 肉まん食いつつ泣きたくなった 

iPhoneを見つめる僕を見つめてる僕より僕の好み知るこれ 

今はまだ無謀なほどの夢掴む手は手袋にしまうけれども 

踊り場で汗ぬぐいまた登りだす祖母の背中をそっと支えて 

虹渡る順を僕らは知らねども日付の古き卵から割る 

窓開けて蒼い溜め息吐き出せば 雪の眩しさ細部に宿る 

ためらわずロマンティックに浸りたい慰められる流れ星みて 

ポケットを探り飛び乗る路線バス 知らない街へ運べぼくらを 

ポケットに君の手迎え息白く宇宙は僕らの形の夜だ 

父が居る白く浮き出た教室で十五の僕は未来予定す 

罪人は自覚無いまますぴすぴと熟睡してる 古文の授業 

吹雪く夜ブレイカー落ち「しまった」と慌てる家族 高鳴り隠せず 

月曜日朝8時半君に会うそのためだけに今日が始まる 

あの人の幸せ祈ることもなく後悔もせず それだけでよし 

ひとひらの舞たる雪の静けさや些々で怒れる我見習わん 

あの冬が降りだし積もりそうだからこのマフラーはしまっておくよ 

嗚呼暗い長い冷たい夕雪の道をゆくのか恋もせぬまま 

溶け気味のラムレーズンを食べながら硝子戸叩く雪を観る吾 

一月の月の灯りは清らかで雲には乗れないことを忘れる 

久方に会う祖母の背中老いていて雪の音が鳴るりんと聴こえる 

降り積もる雪を見渡し寒いねと微笑む君の瞳あたたか 

君はただ君を肯定すれば良い空色のシャツ着ずとも跳べる 

焼きそばの焦げた香りが階下から知らせに来たね正月終了 

瞬きをする音さえも聞こえそう今年初めて顔見ただけで 

見上げるとすべてが降ってくる空だ歓びばかり噛みしめよ 今 

哀しみに踊らされたる夜を超えカレー曜日は中辛の朝 

いつも行くコンビニドアに求人の張り紙あって 誰か辞めんの 

塩漬けになった睫毛はばさばさで心もたまに軽く風邪ひく