灯屋  フォロー 107 フォロワー 108 投稿数 660

きっと皆んな繋がってるよね。

前髪が伸びて瞳が隠れた日 僕にできないことなんかない 

真夜中のドアはさみしい「追いかけてほしかった」という君がいそうで 

真実と誠実はまた一致せず 麻薬のようなうそを下さい 

明け方にぼくは一人で臆病だdボタンでの占いはうそ 

夕陽だろどうせ感動させるんだ青春だなって思わせやがる 

指先で挟んだ頁は見せないよ 雪が本にも靴にも染みる 

奥底はネクタイとベルトに挟み今日も真顔で保つ日常 

顔も見ず「何階ですか」「五階です」知らない人と空近くゆく 

どうせならイヴが齧った林檎かな生まれ変わりができるならばね 

抱っこしたミィとくちづけした今は世界平和も望めてしまう 

「人生は暇潰しだよ死ぬまでの」鼻腔ひろげて言う話かね 

舌の根も乾かぬうちに語りだす君の薄くてきれいなことば 

Wi-Fiと電波を探し振ってみる向こうの人が手を振り返す 

悲しみをごまかすために食べ出したカツ丼美味いと思う哀しみ 

作り物みたいな月だ君はもう僕のすべてを忘れていいよ 

それでもだ あなたの海に登る陽は勇敢な光放てと祈る 

新聞は冷えたインクの匂いする玄関前は冬の入り口 

舌の上隠しておいたオムレットファミマスイーツ甘美な魔法 

更けてゆく夜にコンビニ向かうのは切ないからか星眺むためか 

くりかえす夜と夜との間には拳震える一日あって 

既読スルーしてしまったは僕の方交わり絶った指の痛みよ 

迂回せよ只今僕は工事中舗装されるまでもう少し待て 

セブン前友の奢りで日清のカップヌードル湯気までうまくて 

やわらかな雪のことばを風が聞き飛行機雲の行方はいかに 

上下巻旅をする気で頁めくるバスからの景色挿絵となりぬ 

その瞳運命が乗って揺れている脇役はそう、ヤツじゃなく僕 

霜柱踏まれさっくり音鳴らし何かを支えることもないまま 

からっ風の匂いする君その頰は雪の匂いもする君は季語 

うそをつく痛み無くして路地裏を歩み生きるかへのへのもへじ 

ばあちゃんの肺がん転移してないって爺ちゃんそっちで彼女できたな