Utakata
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灯屋
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学びの旅から帰ったら皆さんまた灯屋を迎えてくれる?
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何があり僕になったか知らないないが徳はなかろう輪廻であれば
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窓みてよ触れられそうな冬の月満たしたいんだ喜びだけで
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青春を一人マウスで済ませると四年後僕かアパートが「空」
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ポケットに脳のケロイド入れたまま学生被って講義受けるよ
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僕の目にうつる世界は曇っても裏か表のどちらかは 晴れ(ですね!)
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スピードにのったふりして左足ブレーキ踏みつつ生きて詠みます
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雲隠れしつつ照らしてくれる月みてる。ありがとさみしかったんだ
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逆っすもう、既に単位を落としてて林檎も単位もひろってニュートン
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ラーメンの湯気に見えるは故郷の海と想い出 愛しいですね
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あの日から。雪が降っても転んでも胡麻の団子を食っても、せつない
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標本のようあの人の食べた後美しき哉秋刀魚の骨も
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降る雪が心躍らす頃だった嘘は悪だと信じてたんだ
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ぼくやっと十八歳に慣れたのに冬になったら慣れない十九
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ラムネ色だった心は昨日今日それぞれの秋冬の貝殻
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図書館で隣り合わせた人のよう何も知らないこの心地よさ
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櫻葉の散る時期知ってる人だから笑顔の下は僕に見せない
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この鍵かそっちの鍵かと開けてみる君の想い出心のとびら
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転生もワープもできぬ僕のまま両手を広げ虹をあつめる
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珈琲の香りで毛布を手放した朝をあげたい戦地の人へ
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喜びも哀しみも吸ってこのスマホ余力まだありアップデートす
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指先が震えてるって伝わるよ君の瞳の運河がひらく
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「お前ほど孤独じゃないぜ」蝿が言う夢野久作がいない十月
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包むことそれは案外むつかしい きつく縛ると中身逃げてく
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ブレーキは踏まないような顔をしてスピンせぬよう微力調整
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知ってるを知らないことにできる君君は全身鷹の爪だね
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手が届くように大きな月の夜初めて母に「お前」と言った
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「人間を断捨離するのにはまってて」そう言う君を俺は捨離るね
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「ありがとう」祖母が手渡すトラックを五歳になったぼくがうけとる
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明後日も暮らしは続くそのために見ない聞かない箸上げ下ろし
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空が灰色の理由はわかってる ぼくは人への感謝が足らない
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