Utakata
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灯屋
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きっと皆んな繋がってるよね。
大学生になります。
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忘られたアサガオの鉢軒下に今年の夏が転がっている
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襟立てて息を詰まらせ海風で今日の後悔吹き飛ばしたい
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ギャツビーも台無しにする天使らのいたずら吐息くせ毛発動
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煩悩を抱えて生きてなんぼかとインフル接種の腕さすりつつ
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坂道を君と笑って登るとき低い三日月虹色にみえ
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柚子の飴たちまち液になるまでに寂しさ香に追い抜かされて
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手ぶくろとポッケに君の手をとられ空気はしろく薄こおり鳴る
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もし今夜半分の月のぼったら泣いてるわけを聞いていいかな
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錆びたネジ隅に転がる観覧車恐くはないと言えばうそだが
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目を閉じて雪の灯りを浴びてみるジャズが流れる君のイヤホン
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カフェの窓雪連れてきた夕暮れに刻も色づく宙 冬銀河
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忘られた窓の風鈴ほろほろと鳴きもしないで月をみていた
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何があり僕になったか知らないないが徳はなかろう輪廻であれば
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窓みてよ触れられそうな冬の月満たしたいんだ喜びだけで
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青春を一人マウスで済ませると四年後僕かアパートが「空」
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ポケットに脳のケロイド入れたまま学生被って講義受けるよ
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僕の目にうつる世界は曇っても裏か表のどちらかは 晴れ(ですね!)
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スピードにのったふりして左足ブレーキ踏みつつ生きて詠みます
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雲隠れしつつ照らしてくれる月みてる。ありがとさみしかったんだ
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逆っすもう、既に単位を落としてて林檎も単位もひろってニュートン
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ラーメンの湯気に見えるは故郷の海と想い出 愛しいですね
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あの日から。雪が降っても転んでも胡麻の団子を食っても、せつない
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標本のようあの人の食べた後美しき哉秋刀魚の骨も
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降る雪が心躍らす頃だった嘘は悪だと信じてたんだ
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ぼくやっと十八歳に慣れたのに冬になったら慣れない十九
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ラムネ色だった心は昨日今日それぞれの秋冬の貝殻
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図書館で隣り合わせた人のよう何も知らないこの心地よさ
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櫻葉の散る時期知ってる人だから笑顔の下は僕に見せない
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この鍵かそっちの鍵かと開けてみる君の想い出心のとびら
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転生もワープもできぬ僕のまま両手を広げ虹をあつめる
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