柿のたね  フォロー 2 フォロワー 2 投稿数 22

創作和歌(文語短歌)を詠む程度の能力。
気まぐれに詠み、解説は別サイトに投げておく。

ぬばたまのもよも更けじ 真澄鏡ますかがみながめて砕く音も聞こえず 

言の葉ツイッター川の流れタイムラインに人求め此岸しがんで月と影と過ごす夜 

風吹かば千々に舞ひたりし言の葉のただ一葉さへ君に届かまし 

見返らばエウリュディケのごとく消えまほし 閉ぢゆく思ひ朽ちぬ記憶 

砕かれて鏡の上に雨ぞ降る 欠片に映る過ぎし春へと 

この ふみも 君には届くまじ   旅路にこぼるる硝子の花さへ私の叫びも書きとめた言葉も決して貴女には届くまい。人知れずこぼしてきた涙ですら貴女には見せなかったのだから 

空色の透くるソーダの泡眺め 数多の人魚姫を思ふ 

幼心おさなごころ統べたるも遠き世になりけり 空に咲く花も炎色反応 

忘れじの思ひの消ゆることなくば いくたび辿りてめぐりあはむ 

幾度いくたびの行き逢ひ別れもありけれど 飽きこそあらね一期いちごの縁 

白雪や いかで否ばむ 日の影の思ひそむことなき露は冷ゆ 

鐘のおとの消え行くさまを眺めてもで来るものは 君の無き秋 

天翔る銀河鉄道のおと響く 白きわだちを窓に降らせつつ  

金鏡の空ゆくものぞまみえなむ  届かざれども影だにうつらば 

秋の夜の千夜の八千夜の通ひ路の迷宮の果ての夢はまぼろし 

くれなゐの 色うち消えて うつりゆく もみぢの心 君や知りけむ 

浪の下 水精すいしょうの砕くる 都は溶け 蝉の時雨の 音にぞかへる 

花も実も 種すら我に な知らせそ むなしき土の 前でまみえばや 

あかねさす 日影零るる 対の玻璃はり朽葉の四十八色の けしきぞ宿らむ 

風笑ふ 春を誘ひて 花見酒 酔ひて塩梅あんばい 忘れたるやと 

かはらざる 道を歩けば 散る花の 雪と覚ゆる 風の冷たさ  

あまつ月 あまたの星を ふらせ給へ 星無き夜にて 君と語らむ