柿のたね
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創作和歌(文語短歌)を詠む程度の能力。
気まぐれに過去作品から漁りつつ出来たてホヤホヤ新作載せつつ。
最近詠んだものは歌意を口語短歌にしてルビ化。

冬ごもり 春は青しと知らぬものよピンと張る 縒り合わせた糸が切れるなんて 片糸より添ふ先に君見えず春は名ばかり 心冬ごもり
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岩を噛み忘れない ひとへに流るる滾つ瀬の疾風怒涛の時代駆け 音ぞ絶えてもけしき忘れぬ命燃やしてた後姿を     
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はなぐはし桜眺めて滲む涙降りゆく花びら亡き骸埋めよ人を想う祈りも呪いも紙一重 終わった思い出覆い隠してよ
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そにどりの青き春北風はるならひ散らぬ花も日影に心下紐解く北風と太陽知ってる?閉ざされた心の解き方青春のさだめ
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夕さればもの思ひまさるつみ重ね届かない想いは膨らむ重ねた罪 河原に残る石の亡骸どうか私の懺悔を聞いて
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ぬばたまの黒背景に飛び交ひたるコードの心 いや遠そきけりあちこちに飛び交う文字列もう無理です 解読不可能 スパゲティーコード
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君ならで誰にか笑はむああこれが 心が壊れたというのだね おもしろきことも無きこともパブロフの犬条件反射で笑っていた日々
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思ひ解きかねつるものはええどうせ朴念仁だよ人の心 ごめんなさい我のみ知らず皆人知れり君の心をぐちゃぐちゃにした
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真澄鏡向かひてこと問ふお妃にいつ見ても鏡よ鏡と張り付く母 朝夕抱かれ慰めましかば人形になれば良かったの私?
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人魚姫人ってね 人に成るため声失ひ成長するほど失うの その名は波間にとく人知れず (苗字や肩書ではなく)名前で呼んでくれる人達を   
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鳴る神の音もけしきもなけれども雨の降るらむ 水茎の跡に
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そのかみの山吹の花八重なれば心ぞ見えぬ実は成らざりき ありがとう 互いの心を知らぬまま卒業したね あれで良かった 
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真をば我は申さず 愛し子を生かすためなり守るためなり偽りの私だけ見て バレたのなら傷つく側はきっと君だから
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君と私 二人の色の混じり合ふこと無き薄明 やがて移りゆく
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山吹の八重咲きなればぬえどりの片恋に終へよ始めずともせめて一番きれいだった思い出の中の私のことを忘れないでね
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うつそみの人には言はぬ色に染め心に咲きたる花ぞ見せむや他人には言えない君を想っているなどと
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ぬばたまのもよも更けじ 真澄鏡ますかがみながめて砕く音も聞こえず
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言の葉ツイッター川の流れタイムラインに人求め此岸しがんで月と影と過ごす夜
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風吹かば千々に舞ひたりし言の葉のただ一葉さへ君に届かまし
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見返らばエウリュディケのごとく消えまほし 閉ぢゆく思ひ朽ちぬ記憶
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砕かれて鏡の上に雨ぞ降る 欠片に映る過ぎし春へと
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この ふみも 君には届くまじ   旅路にこぼるる硝子の花さへ私の叫びも書きとめた言葉も決して貴女には届くまい。人知れずこぼしてきた涙ですら貴女には見せなかったのだから
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空色の透くるソーダの泡眺め 数多の人魚姫を思ふ
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幼心おさなごころ統べたるも遠き世になりけり 空に咲く花も炎色反応
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忘れじの思ひの消ゆることなくば いくたび辿りてめぐりあはむ
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幾度いくたびの行き逢ひ別れもありけれど 飽きこそあらね一期いちごの縁
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白雪や いかで否ばむ 日の影の思ひそむことなき露は冷ゆ
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鐘のおとの消え行くさまを眺めてもで来るものは 君の無き秋
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天翔る銀河鉄道のおと響く 白きわだちを窓に降らせつつ
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金鏡の空ゆくものぞまみえなむ  届かざれども影だにうつらば
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