Utakata
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十四千チ
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「じゅうよんせんち」と読みます。短歌はじめてみました。表現することが好きです。
難しい話 尖った君の口 見る僕 「ねぇ」と怒られる僕
1
二文字
(
ふたもじ
)
でいいのに人は長々と話してなにも伝えられない
6
急行と止まらぬ駅に待つ人のような出会いとようなお別れ
2
4本の腕そのうちの半分を使えなくして駅まで歩く
3
乱視の母にはもっと満天の星
3
君よりも二秒遅れて目をつぶる 君で眠って君で起きたい
1
ミサイルはたったひとつの名をもらい
爆
(
は
)
ぜる 胎児は無名のままで
2
二ページで終わる縄文あぁ俺らもっと乱とかしときゃ良かった
1
ハチ公前 雨が私に逢いにくる前に私に逢いにきてくれ
5
家中のすみずみまでが掃除されルンバ 君の背だけが汚れる
4
今度こそ代々木上原止まります 二五回目車掌の手汗
2
「何がとは言わないですが綺麗です」新月のよる漱石が言う
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