連休最終日に東京行き満杯の新幹線
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人間の 業(ごう)がもたらす 便利さで 共存出来ぬ 日本カモシカ
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『花の粉』 文字は風情が あるけれど  吾が鼻腔には 文字さえ辛い
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清流に咲けない花もあるのだろ 見守るだけの愛もござれば
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馬鈴薯のもはらに伸ばす紫の毒は誰へと向かひゐるらむ
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見下ろして腹が邪魔して一物が 見えなくなったら男も終わり
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鶯(うぐいす)の 声に癒やされ 敷物を 夏仕様へと 替える春の日
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区役所で番号札取り一人待ち 障害福祉(十八番)は 混むのが通例(本日はラッキー)
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愉しげな お喋り響く児童の列 行き交う人の笑顔を誘い
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ポップコーン 弾ける夜に何処かでは散弾銃が撃ち込まれてる
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眼科医に言われた「調節力低下」仕事も恋も含まれますか
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焼かれれば誰も同じと慰めて心をわれに取り戻すなり
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身代わりを許されぬ世に術もたぬ君の絶望われ詠まされぬ
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素の材に加減乗除せぬひとの 旨み染み入り 照れとはにかみ
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父母(チチハハ)が存命時からあったよな浅草橋のホームのホコリ
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おばあちゃんの家に手ぶらで行く理由 帰りは両手いっぱいの野菜(ベジ)
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半額の刺身はやはり美味くないまあイケるのは二割引まで
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娯楽など存在しない港町 宇宙飛行士になれない僕ら
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初夏の午後 日除けで覆われ双子のバギー  4つの足先 ピョコピョコ躍る
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花曇り 通勤車待つホームにて 我らを柔く包みぬ薫風
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改札に 旅する親子と会社員 どちらも急ぐ金曜の朝
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快楽を 貪ることが 幸せと 思っていれば 地獄に行ける
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修行だと 思ってみれば いいんです 良いも悪いも 経験となり
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屈辱も 侮蔑もみんな いらっしゃい ぐっと堪えて 笑ってみせる
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人生を 修行と思い いつの日か 笑って語る 栄光の日々
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人生は 人を愛して 愛されて そうもいかない 悲しい試練
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指先を やたら怪我する お年頃 気を緩めたら 畑は危険
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やることも なくてのんびり させといて 笑顔絶やさず これがお仕事
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体操の 着地のごとくと 揺るぎなく 七音に詠む 歌の結句は
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高齢者 お手柔らかに みぞおちを パンチするから 崩れ落ち真似
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