Utakata
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昼行燈
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世の中は起きて箱して寝て食って後は死ぬるのを待つばかりなり(一休宗純)
焼き捨てて日記の灰のこれだけか(種田山頭火)
一休も山頭火も格好いいなあ。
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「雉撃ち」へ 冬暁の薄明り 寝惚け眼でもうひと眠り
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霜月に 夏すら感じる陽光も 雲の重さはもうとうに冬
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天空を駆けていくのが星ならばどれだけよかろう 北のミサイル
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ロウソクの
火先
(
ほさき
)
がゆれる 風もなく 消えることなく たおやかに生く
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意味変わる 「サヨナラダケガ人生ダ」 若い時分と歳食った今
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美味
(
うま
)
いモノ好きだけ食って死んでくか 色々耐えて長生きするか
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「据え膳を食わぬは恥」の前世代
今日日
(
きょうび
)
食らえば 致死の毒薬
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朝軽く からだシャキッとテキパキと 午後はヨレヨレ アリナミン切れ
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思慮思案 配慮遠慮の精神も 疼く奥歯が すべて持ち去る
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「心臓が頑張りすぎない薬です」 気楽に生きろと 思し召しかな
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秋雲は高く黄昏 電柱にカラスが鳴いて これまた寂し
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真夏には麦茶 春にも秋の日も 猫舌なのよ 冬にも麦茶
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カラカラの心を絞り紡ぐ文字 編んだ言葉に己の器知る
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枯れている心をいくら搾っても 出てくる言葉は出涸らしのクソ
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目ハッキリ のろのろ台風 まだ遠い ドーナツ食べたい 丸型に穴
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亡き父に似てるといわれた我が声に 輪廻転生 息子もまた似
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炎陽下 魚も鳥も花も木も けものも虫もみんな生きてる
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何よりも 誰よりも好き 木の匙でみぞれをくずす君の横顔
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細々と金色射す
陽
(
ひ
)
濃く青く苔に影落つ
陵
(
みささぎ
)
の森
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「退屈は 落ち込んだ時の言い訳」と 唄う歌聞く 退屈な日々
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青がいい 緑がいいと わらび餅 頬張る子らの くちびる赤し
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足元の砂さらってく 夏の波 寄せては返す 想い残して
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月曜日 遥か遠くの日曜日 火・水・木・金 さあ土曜日だ!
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橙のロールカーテン越しの日が 眠気を誘う エアコン涼し
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ばあちゃん
家
(
ち
)
外で汗かき ジュース飲み 見たことのない菓子を頬張る
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盆休み 食っちゃ寝見ちゃ寝で あれ?終わり? 休暇1日誰かに盗られた?
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改札を挟んで君と あと
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分 画面ごしより 瞳見つめて
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水・食料 使ってストック思うけど あれ?期限切れ ローリングせず
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暑すぎて 夏来過ぎだし 白妙の衣干したら 夕立が来た
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大文字
(
だいもんじ
)
宇治の花火に 地蔵盆 暮色迫るも 駆けずる童
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