saori
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気ままに、気負わず詠みたいです

青空の大きく見える窓の外へと 珈琲捨てて脱走す
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珈琲が沸く音がして朝鳥が鳴く なかなかに悪くない朝
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からっぽの藍ねず色の部屋 ふたりぼっちの僕らは眠りにつく
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夜光虫のあかりを頼りに逝く 自分のじゃないみたいな素足で
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読みかけの本に栞をはさむとき文字の隙間を逃げ出すあかり
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新しいボールペンの書き心地は 走馬燈みたいに滑らかだ
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きみの七回目の誕生日は花火大会で なんだかうれしい
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自由律俳句のリズムだけを聴いた 右のイヤホンで不自由に
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足の爪 赤青黄色にしたい それだと指が一本足りない
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カラフルにしたい気がした今日の顔 気分変わってすっぴんでゆく
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