アスファルト 黒く濡れゆく 足跡は 残らないまま ネオンに染まる
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水入れが 済んだ田んぼの かたわらで 梅雨空に咲く 若き向日葵
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高き壁よじ登っても越えてゆけ 新たな景色ともに眺めん /W杯
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最強の近鉄止めし豪雨かな 父子の出勤やきもき見送り /息子は大阪出張
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八十路にも スマホ扱い 強要す 急かせられしは(矛盾もありき) 免許返納
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湘南の平塚市街の七夕は年々豪華に人出も多し
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他愛ないことでケンカをする姉妹仲いいよねと他人(ひと)は言うけど/そうかな⋯
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棚機に天の川眺め彦星は織姫星はと子供ら集う
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コンビニの書架がどんどん狭くなり書店向かうは便利でなくて
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フリック入力の不慣れなる母の 誤変換でも伝はるメール
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短冊に詩歌の上達願うかや いや止めようか心乱る る
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るるろろと暗渠に流る水の音 ここは昔は小川だったか
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雀にとパン屑撒けば痩狸 目敏くそれを漁り来るなり
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子供らと願い事書いて七夕に笹竹に吊るせし事もおぼろとなりぬ
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命より 視聴率が 大切だ それもそうだね 競争社会
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仕合せは空の上かや空ぞらし空行く術なし吾に無縁かや
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嗚呼ペペロンチーノが美味い まあカルボナーラも外せないんだよな
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空色の三弁の花はチリアャメ何時しか庭に数多咲きおり
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畢竟です 優しくしても しなくても 訪れる朝 反吐の森
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名前さえ 知らずに友と なれる今 時代の流れに とまどいながら
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クソ喰らえや全部 浮気 博打 してみろや全部 本気がいいじゃん
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そよ風を 浴びつつ帰る 道のりが 長く感じる 夏のひと時
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夕暮れに 高層ビルが 一枚の 鏡となりて 宵空映す
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この葉月七十年(プラチナ)婚の祝いどき九十なかばに揃って元気
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二人乗り 後ろの君に 重いよと 言って背中を 叩かれた夏
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マスコミと 政治が組んで 疑義が増し いつ明らかになる 戦争原発
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今度は「道」からボーナスか ポイントかギフト券かとサラッと通知
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うまくもない こんなタバコも 君だから 15の夜に 見た夜と煙
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まだ消えず 傷はあの時 君となら  君がいないと 青は滲んで
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授業中 眺めるだけの 上の空  こんなにも雲は 黒だっけ
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