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四年越し ウチのクワガタ 化け物か 小さき体 体力温存
25
ポケットのレシートふたつの「オムライス」きみがスプーンを持つ手のかたち
18
五月闇 湿気にたわむ 障子には はしゃいだ雨の 声が染み込む
20
出る時は 水で浴室 流してる キミと暮らして ひとつ覚えた
6
二つある 台風接近 報道は 曖昧たりし サッカー故か
8
AIに 対抗します わが脳は 最先端を 脳に埋め込み
7
山川に バブルの
残滓
(
ざんし
)
投棄され 合わせ一本 富士山超えり
9
親鳥の狂ほしく鳴くしめしめと降る中につゆひなの声なし
6
フィリピンで台風発生感じ取る敏感なこのカラダ恨めし
25
朝五時にバチャバチャ暴れるうちの亀 ごはんをくれよ水を換えろと
19
鬼嫁は実家に帰って足止めに おひとりさまの休日、亀と
16
大雨とふ口実ありて明日の日は 蒲団の甲羅に手足ひこめむ
17
最近はカエルの姿も見ないけどいたらいたらで絶叫します/苦手
24
またシャンプーだけが先になくなって わたしはいつも残される側
4
神様にふたり一緒に綴じられて 二度と消えない
傷痕
(
あと
)
が残った
6
憎まれていいから忘れないでよと 願ってしまう夜もあります
6
紫陽花は内緒話をしてるみたい ちいさないのち 寄り集まって
18
甘い菓子食べてコーヒー無糖だと言い訳をするリハトレのあと
24
うっちゃりに 小股すくいに 勇み足
八百長まがい
(
「裏取引も」
)
政治の世界
13
やまぬ雨 恨めしそうに 外を見る 次週の予定 全てリスケだ
22
マンションの 崩れる音で 起きたけど 雷だったと 気づく4時半
4
二千首の正直ならむ いまさらの無碍にはできぬ 朝のすがしき
14
あの春の思ひ出ゆれる いまもなほ 君つぶやきしウィーピングラブグラス
11
今朝もまたルーティン一つ欠落す 寿ぐ命へあくなき一歩
11
雨パラリ行きは大雨帰り道 モスの袋を提げて帰りぬ/通院
18
傘を持ち散歩に出てて雨降られ足元は濡れ吾も引き分け
6
走り屋を未だにやってる友達の だあれもいない心霊スポット
6
暴風雨 + ドデカい
雷音
(
らいおん
)
に 猫さんたちは ネコネコパニック
12
本屋にてパラパラめくる時刻表 わずかでもいい旅の空気を
26
寄らなけりゃ帰れないんだ店のママうちのママより優しいんだもん
9
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