ミラノ巻きしたマフラーの暖かさまるでアルパカと戯れたよう
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こんなゴミ カスのような人生を 三十一文字みそひともじで 綴ろうとする
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あっためてやすみましょうぞ おだいじに ねこ母も今月 腰も痛んでます😢>背中と肩のが(いつも)重症なんで‥
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逍遥に市民会館傍歩き嗚呼呉服屋は繁盛したのか
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月が綺麗だねと言い出せないでいる私を見透かす君の眼差し
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わらぼっち被り寒波を耐え忍ぶ可憐果敢な寒牡丹たち
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ニューイヤー平和よ戻れ戦場に ワルツ演奏神にも届け
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幼子を膝に抱えて朝ごはん温もり愛し冬はつとめて
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寒さ増し早起き散歩は春を待ちお日さま浴びた午後に移そう
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一歩引く ときにはそれも たいせつな 負けとことなる 明日への勇気
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横揺れが続きその場でじっとする余震気にして不安な夜に
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時間かけ慣れないキャラ弁瞬殺で子の腹に消ゆ それも喜び
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二十歳ハタチとは子供と大人の境界線 どちらでもない今を楽しめ
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葉隠の精神を読み記録する覚悟をもって日々生きろよと
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どろどろに甘やかしてよ一〇〇年後離れられなくなるくらいまで
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神宮前 待ち人にけり初詣り 隣に居たならさぞ楽しかろ
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夜明け前 一番暗い 時間だが 光は見える 友の励まし
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悪を成し我を貫くのも「正義」なら 正しい義とは一体何か
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きっちりと今年も来るか十三回来たよ予兆が頭痛腰痛
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「多様性」を盾に排除とモラル無視 それは本当の多様性なのか
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時経れば君子になれる訳でなし 老いた小人俗世に集い
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今までに 何度震えたことだろう 今年は第九を 歌いにいくぞ!
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七草も鏡開きも縁がなく 三日過ぎれば常の日々なり
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それぞれの 道歩き出す 子どもらを 眩しく見送り さて私わたくし
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この頃はまだあったのだと云う父の つむじ寂しや儺追風なおいかぜ
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子ら戻り 旦那出張 静けさに 耳鳴りばかり 頭に響く
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荒波に揉まれる日々にふと寄れる港でありたし 父母われらの想い
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京都五条から四条へと歩いたら人口密度がスッポンと月
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留まらぬおくと面影おもいつつ 君の口癖さえ忘らりょか
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いつのまに満ちていたのか寒月の人影クリアまさに皓々
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