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午前二時 消費期限が切れたての食材たちに睨まれている
9
雨間
(
あまま
)
の夜 絵画の如し 流れゆく薄雲照らす 朧月の夏
23
知らぬ間に ブーゲンビリア 咲き始め 夏に間に合い 眩しいピンク
26
月
灯
(
あか
)
り むせび泣くよな 虫の
音
(
ね
)
は 夏のおわりを 告げる絶唱
40
青蚊帳
(
あおがや
)
に父母と眠りし幼き吾 記憶の断片盆に浮かびし
38
青き日に一度は捨てた故郷で幸福らしきものに酔う僕
13
子を残し不惑の年に友は逝く 力の萎えし 盆がまたくる
31
朝食の 小鉢に鎮座す茄子漬は
亡母
(
はは
)
の直伝我が家のこだわり
20
ご褒美に妻とデートは束の間のロミ·ジュリ気分 ジェラート涼し
23
ラブソングスペースあけて失恋と検索できる夏が来るまで
8
光の紗は緑葉の屋根をつたいゆく猫は小走りに暗渠を進む
12
耳もとの 寝息の温度 たしかめて 宝のような 夜を愛しむ
16
毎日の 日課というか ルーティンを 増やし過ぎたら 時間に追われ
9
誰でもいいわけじゃないのあなた以外みんな同じに見えるだけ
5
ハーブティーしてると ちま猫 やってきて ならんで・
おこにゃう
(
行う
)
「てぃーたいむ」かな
11
ねこ母は わりと身体は柔らかい 前屈したとき 手のひらつけれる(バスケマンの弟のやってたストレッチを真似っこ)
13
滑っても滑っても懲りない山 同じアホなら滑らにゃ損損
6
めがとじる やだやだまだまだ はなしたい あくびこらえて まだねるもんか
6
いそいそと 布団に隠れて 文字を打つ 気になる彼と あざれあう深夜
5
「寝る前のストレッチだいじ」と 奈々さんが ならばしっかりほぐしてみませう>水樹奈々公式アカウントとLINEお友達で、「おやすみ」とか送ると自動で返事くれる遊び(笑)
12
轢かれてたネズミを素通り「いやいかん」風吹く夜の夏草の中へ
11
ヨーグルトかきまぜながら俺が食うまでは発酵食品であれ
5
父親に着いていかなきゃあのときのままだった人生よ、バイバイ
4
盆の節 些細なことでも 信じたい あの子あの人が帰ってきたかも
8
我が子でも所有物では無いもので成人なれば口も挟めず
19
ふと思う とある漫画の クロに似た あの黒猫は どうしているかな
7
できるだけ「短歌らしく」に挫けつつ 百人一首で千年
辿
(
たど
)
り
7
鳥の子が巣立つみたいに思えばいい親は未来を夢見ず眠る
23
産み育て大人になれば忘られる母の腹から生まれたことも
21
さくらんぼの種を食べた スイカとかメロンと同じ感覚だった
6
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