糸通し まだ要らぬよと 見栄を張り 糸を通すに1分かかる>お裁縫
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日記帳ダイアリに天候書くべくカーテンを開けぬる昼の倒錯ぞかし
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空間が曲がるぐらいに加工した顔で笑っている君が好き
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想ひ人 照れる間もなく すれ違ひ 離れて気づく 我の心に
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ありつつも 君をば待たむ 長き夜も 澄める光の 幾望眺めて
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みちのくの おぼろなる日に 君と逢ふ 夢路を照らす 甲斐の望月
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みちのくの 昔おぼゆる しのぶぐさ 勿来を越えて 夢路まよへり
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消防車バッチを貰い我が子らは胸に飾って早三日なり
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やんちゃした彼らも今は親となり町を支える人になりけり
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居合わせた消防団の活動に級友たちが頑張っており
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すわコロナ咳と発熱慄いて簡易検査は無事であったよ
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掌を返したような当選に納得する人立腹する人/真相はどうなんだろう?
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電線に空区切らせて並べれば棒飴のごとねぶりたき青
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道長の 見上げた望月 時空越え 愛でる我らも 大和人なり
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着る目安十二月から冷え込みは十二月並みフリースお初
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立ち止まり振り返るのも 大事かも 過去の自分ワタシが 現在いまを作った
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ねこたちの たいないどけいは せいかく正確よ がくしゅ学習・のうりょくも もっているのよ
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道まひは いつも目と目で通じ合う 欠ける事なき「の夜の」望月>光る君
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母から子へ子から孫へと思い出と共に受け継ぐ白い振袖
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わたらうも意気のあがらぬ川むかふ 風にとまどふ敗残の兵
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初恋を知らないままに還暦を過ぎた途端にロマンス詐欺に
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この先に 何も無いと 知ったならば 生きる意味など もう其処そこには無く
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晩秋の 風は冷たく 空澄みて 梅の葉落ちて 冬が始まる
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またひとつ ひらり落ちゆく 葉のごとく 辞職願いて 新卒社員
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土と木でできてる時代もあったらし土月十一木日十八土木の日なり
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おでん巾着レシピ色々英明の彼女も多いけどみなフラれ
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太陽が コンクリートに 照りつける 窓ががたがた 風に震える
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今やもう AIだらけで 人はもう ネット世界に 住んでないかも
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チャットにて 見知らぬ人と 話すとき つまらぬ言葉 記録されても
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ネットにて 行うことは 記録され 管理されてる 悍ましき事
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