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君がいる所が今日は晴れと知り 満足して傘を忘れる朝
3
熟しゆく
碧
(
あお
)
き葡萄の密やかに蔓の
庇
(
ひさし
)
に夏至を祝えり
18
出会いとおなじ数だけ別れもあるらしい なくてもいいよ
3
今はまだ他の誰とも違う君 いつかは紛れる?この人波に
11
おそろいにしたものの数と同じだけ あなたのものになれると思った
6
人ゆえにいかな聖人君子でも叩けばホコリ出るやもしれぬ
14
食いつなぐ 健康でいる その時がきたら誰かにあげれるように
9
最後まで君は本心を見せなかったし 僕のも嘘だった気がしてくる
4
死ぬまではうまくやってね その後は知らない人の役に立ってね
7
ライターを持ってる人はいませんか ロウソクに火を ケーキと燭台
4
目を瞑る。そこにあいつが 居る気する ヤベ、ゲロ吐いた すみません笑
2
菜を刻む背に息子の声 大丈夫かと 屈託を
解
(
と
)
く空耳かな
12
行列の先が何かもわからずに進んでいくよみんな手ぶらで
3
見上げれば蛍光灯は身じろがず白夜とならむ書類の上へ
10
夕暮れに「あばやしようぜ」と友の祖母 遊び足りない初夏の思い出/あばやしようぜ≒バイバイしようね
11
ひさびさの梅雨の晴れ間にひびきゐし刈払機のエンジン音やむ
6
想い出のライブの半券文字褪せてバンドはすでに解散してて
7
一軒のダイソーに無き欲しき物二軒三軒巡りても無き
6
水垢にはレモンがいいらしい 泣きたいときには泣いていいらしい
7
ウソ他責 過激軽率 エセ右翼 無謬恫喝 これぞ高市
2
ピカソ展 展示レイアウト 面白し シャッター音 鳴りやまず
7
無印でコスメを選ぶお婆ちゃんのその眼差しは完全に女子
28
私は強いのですと胸を張り 叩き切るのはマシンゴーレム
3
最初からこのための場所だった様 窓際に置く洗顔フォーム
4
私に足りないものは一つだけ ベッドの影の懐かない猫
6
入院が 今は
吾
(
あ
)
にとり 食事付き セカンドハウス と思えば楽し
32
夕からの雨は静かに穏やかに 来たる嵐のプレリュードなる
18
帰途の車窓 腑と目に映り 傷心をそつと撫ぜをる 白き
八仙花
(
あじさい
)
23
傷心しひとり 細く
開
(
ひら
)
く窓辺 落ち込みぬ日も 風は優しき
20
AIは 深入りはせず 受け流し 時と場合で 忖度もせり
18
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